ユニクロ × ルメール「ユニクロU」2021SS最新作プレビュー。発売前に気になる春夏アイテムをピックアップ
いまや毎年の恒例行事。ユニクロ×ルメール「ユニクロU」春夏新作が発表されましたね。
ユニクロU 2021SSの発売日は1月22日(金)
昨年2020SSは2月21日が発売日だったので、昨年よりもちょうど1ヶ月も早いリリース日ということになります。
これは何かの布石か?ジルサンダー2021SS?と勘ぐってしまいたくなりますね。(一昨年2019SSは2月1日発売だったので、それでも10日ほど早い計算になります。)
今季のユニクロUは、定番となっているアイテムを充実させることで目新しさは抑えつつ、ルメールの真骨頂とも言うべき雰囲気を漂わせたシルエットやカラーが多く展開されているようなので割と期待していたりします。
発売前のプレビューということで、現時点で注目しているアイテムをピックアップして見ていきたいと思います。
ユニクロU 2021SSのテーマを読み解く
アースカラーがお家芸となっているルメール=ユニクロUですが、今期のカラーは土っぽさを抑えた鮮やかなパステルカラーを前面に押し出していて、より洗練されたような印象。
個別の商品説明にも頻繁に登場している「クリーン」というキーワード、女性ラインの風を纏ったようなエアリーさ、家着と外着を縦断するようなワンマイルウェアなど、明らかにwith コロナを意識した清潔感と生活感のあるラインナップになっています。
このあたりはユニクロに限らず、全世界の全ブランドが意識しているトレンドでしょう。
また、裏テーマとしてユニセックス・ジェンダーレスを強く意識しているのか、メンズアイテムの着画画像として女性モデルの着画もプラスされています。
メンズとウィメンズのアイテムの違いがかなり明確に分かれていたユニクロ×ジルサンダー「+J」のクラシックな趣きとは対照的に、よりモダンで時代の流れに沿ったアイテム展開といえるでしょう。
ユニクロU 2021SSの気になるアイテム
ここからはユニクロU 2021SSのアイテムの中でも、特に気になっているアイテムをピックアップしていきたいと思います。
実物を手に取れないオンライン上の予想段階では、主に商品説明にある情報と素材構成、サイズ表記の組み合わせを総合的に判断して予想。
特に素材構成とサイズ表記は案外見過ごされがちなので、数字にも注目して見ていきましょう。
ジャージーシャツジャケット
今季のユニクロUの中で一番注目しているのがジャージーシャツジャケット。
新開発というマーセライズ加工(光沢加工)のツイルジャージーコットン100%のシャツジャケットで、ツヤ感と着心地の良さを両立させているであろうアイテム。
オープンカラーでカジュアル感あり、ワークジャケットらしい大きな胸ポケットが両胸に。
こちらのアイテムはブルーの色味が抜群にキレイで、サイズ欠けが早いのもこのカラーでしょう。
女性モデル着用だとこんな感じ。
オーバーサイズでバサッと羽織っても可愛い気がしますね。
生地もしっかりしていそうで、ちょっとDickies感を感じますね。
スウェットカーディガン
筆者好み。
「ヴィンテージのアメリカのスポーツウェアからインスパイア」とのことで、Vラインや丈感なんかがちょっと独特な感じ。
厚みのあるカーディガンという印象で、サイドからのシルエットと胸ポケットで立体感を感じます。
春先のアウターとして使いたいアイテム。
女性モデルの着画。
ボックスシルエットがスポッと収まりの良い印象。
落ち感が無く、一般的なカーディガンとはシルエットがまた違って見えるのはスウェット生地によるものかと。
ワイドフィットスタンドカラーストライプシャツ
見た瞬間に「+J」のオーバーサイズシャツが頭に浮かびました。
が、サイズチャートを見比べてみると、ユニクロUの方が丈感が短く肩幅が大きいシルエット。
このシャツ、軽量コットン100%とのことで生地感が気になる。
ナチュラルが良さそうだけど、クレープ糸(強撚糸)織りということのなのでサラッとした着心地を期待する半面透け感とシワがどうかな、と。まあ透けが嫌ならエアリズム着ましょうということで。
女性モデル着画。
シワの寄り方が怪しいかな?
ボートネックボーダーT
かわいい。ほぼそれだけ。
ゆるめのボートネックに五分袖。
一昨年あたりからマリン系アイテムも増えてますね。
着画のようにヒジがしっかり隠れるくらいのゆるさで着たい。
ワイドフィットジョガーパンツ
ミリタリー由来のゆったりとしたシルエットのジョガーパンツ。コットン100%。
オフホワイトでクリーンに履きたい一本。
L以上は股下丈が一緒なので、多少ダボッと履くなら大き目サイズを選ぶ方が良いかも。
セルビッジ レギュラーフィットジーンズ
昨年登場したユニクロUのセルビッジデニムは今季も継続。
昨年はスルーしたのですが、ヨーロピアンで綺麗目なセルビッジデニムが欲しくなってきたので今回は購入予定。
ルメールデザインのセルビッジと考えると、コスパとしては間違いなく最強レベルでしょう。
テープサンダル
毎年リリースし続けているサンダルですが、今期は少しアップデート。
ネオプレーン素材(ウェットスーツなどに使われる生地)を使用したテープ裏のクッション部分が大ぶりになったことで、全体のシルエットが柔らかくなり可愛らしさが出ました。
↑昨年までのものと比べると、スポーティさが抑えられより街履きに馴染む印象。
ブラウン系のカラーも、ダークブラウンから「オレンジ」に変更され、より淡く合わせやすいカラーになっています。ユニクロUの定番で他ブランドではなかなか無いカラー。
ソックス履きでも違和感が無さそう。
ちょっと今回の変更は筆者好みでかなり欲しくなっているのですが、例年通りだとセール価格二段落ちでも売れ残っているので、発売日に買うかは悩みどころ。
いずれにせよ、良きタイミングで買えたら買います。
ユニクロU 2021SSプレビュー まとめ
今季のユニクロU春夏アイテムは、派手さは無いけどルメールらしさが存分に表現された選りすぐりのアイテム展開という印象。
特にカラー展開に関しては、今季の儚げで華やかな色使いは美色が多い。また、後出しでどんどん充実させていく最近のやり方も正解な気がしています。
定番化したアイテムも増えてきたので、まだ持っていないアイテムの場合は失敗も少なく買うことが出来るので大きなメリットですね。
今季は流行(社会情勢含む)を捉えたリアルクローズとしての秀作が多い予感がしています。
注目しましょう。
ではでは。
画像引用:ユニクロ公式オンラインストア