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【プレビュー】ユニクロ+J 2021SSの発売日とアイテム全貌が公開!やはり今季のラインナップはそれほど?

2021年3月4日

遂にユニクロ+J 2021SS 春夏アイテムが公開になり、同時に発売日も発表されました。

ユニクロ+J 2021SS春夏コレクションの発売日は3月19日の金曜日です。

+J再始動後のファーストコレクションである2020AWの熱狂ぶりを受け、セカンドコレクションとなる2021SSに関してもユーザーのみならず業界全体が注目せざるを得ない事態になっていると想像がつきます。

が、筆者はというと今季は正直それほどでもありませんでした。

というのも、前回ユニクロ+Jの再始動後初のお披露目となった2020AWでは、筆者の事前の予想は良い意味で見事に裏切られ、圧倒的なインパクトを残してくれました。

まったく期待していなかったところに発表された充実のラインナップ、あの衝撃から比べるとどうしても落ち着いて見えてしまうのはどうしようもない事実。

とはいえ、モノ自体が良いのは前回で証明済みなので、2020AWで買い逃した人はもちろん、純粋に新作を狙う人でも一定の満足感は得られると思うので、兎にも角にもまずは公開されたアイテムを事前にチェックしておきましょう。

ちなみに筆者の数少ない購入予定のアイテムを最初に書いておくと、オープンカラーシャツハーフカーゴパンツの2型です。

※ユニクロ+J 第二章ラストコレクションはこちら

ダッフルコートがキタ!ユニクロ+J(プラスジェイ)2021AW新作プレビュー。そして伝説へ…

狙うアイテムは2型

2021SSの+Jは、色味や素材感で特徴を際立たせた大人ベーシックの春夏アイテムを提案しています。

その中でも今回、筆者が購入予定のアイテムは、

  1. スーピマコットンワイドフィットオープンカラーシャツ

  2. ワイドフィットハーフカーゴパンツ

上記2型に絞られました。

カラーはどちらもブルー(この青が美しい…)で、セットアップ(平織りとツイル地の生地感の違いはありますが)用に。

今回公開された中でも個人的にダントツ。

ユニクロ+J 2021SS スーピマコットンオープンカラーシャツ

オープンカラーシャツに関しては、+Jで使用されているスーピマコットンの素材感の良さとパターンの綺麗さは前回で証明済みなので、単純にその半袖オープンカラーシャツVer.が欲しいというのが理由。

ユニクロ+J ワイドフィットカーゴパンツ

ワイドフィットカーゴパンツは、オープンカラーシャツに同じくスーピマコットン100%使用のハーフパンツ。

この素材でこの価格でのハーフパンツ、おまけにミリタリーライクなカーゴ仕様のワイドフィットとなると他で探してもまず見つからないでしょう。

希少性高め。

生地感としては、スーピマコットン100%の強撚双糸(強くねじった2本の糸を撚った糸)ツイル地とのことなので、単糸よりもしなやかで強度が高く、毛羽立ちが少ないシャリ感のある生地に仕上がっていると思われます。

(※商品写真が追加公開されたタイミング(もしくはその前)から「スーピマコットン100% 強撚双糸」の文言が消えています。これに限らず、他の製品でも素材に関する文言が結構変更されている…確か2020AWでも似たようなことがあったような記憶が…不鮮明すぎてちょっとオンライン購入に不安が…)

これで3,990円は安すぎ。競争率もかなり高いと予想されます。

ネイビーやブルーは色味によって幼く見えがちなこともあるのですが、+Jのブルーは色の深み光沢感が独特なこともあって大人っぽく上品に着ることが出来るかと。

今回筆者が注目しているのは上記2型だけになってしまうのですが、念のため書いておくと、筆者は前回の+J 2020AWの際にウールテーラードジャケット&ウールスリムフィットパンツのセットアップ、隠しボタンダウンシャツ、オーバーサイズシャツを購入していて既にお腹いっぱい感があるので、これらの文脈に近しいアイテムは自然と候補から外れてしまったという経緯があります。

なので、前回これらのアイテムを購入していない方に関しては当然選択肢はもっと増えると思います。

いかんせん購入可能な店舗が限られていて混雑必至となると、手に取ってから決めるということも難しいので…

注目アイテムをピックアップ

ここからは筆者が注目しているアイテムをピックアップしてみたいと思います。

とは言っても購入予定は今のところないので、店舗で余ることが無い限りは実物を手にする機会も無さそうなのですが。

ウールテーラードジャケット&パンツ

ユニクロ+J 2021SS ウールテーラードセットアップ

ウール生地のセットアップに関してはまず間違いないでしょう。

2020AWでは、素材選びとパターン(シルエット)の綺麗さだけでも相当な完成度の高さを見せつけられました。

サイズ感は、2020AWとサイズチャートで見比べると1~2センチほど細身になっているようですがほぼ微差かと。着丈は3cmほど短めに。

今季はポリ混素材のセットアップを廃止。前回の余り具合を見ても妥当な判断。

代わりに、同じ型でも色によってニッケ社ウール梳毛素材オーストラリアメリノウールの2種類の素材を用意するという前回を越えるほどのこだわりぶり。

「鉄の女、ここに極まれり」といった様相。

一度着比べて見たいけれど在庫が残るかは微妙なところ。

ユニクロ+J ウールテーラードジャケット ネイビー

グレーも気にはなるのですが、やはり素材を変えてまでこだわっているあくなきネイビーへの追求は一度触れてみたいところではあります。

春夏ものだけど背抜き仕様では無さそうですね。(※追加画像で背抜きでした)

今季も競争率高そう。

ちなみに、よりカジュアルに着るならオーバーサイズジャケットの方かと思いますが、オーバーサイズジャケットのアイテム写真になぜか全3色それぞれのカラークロス(襟裏の生地)がこれ見よがしにアップされているのですがその真意は…?

同色で揃えるのは普通だし、表地を巻き込んだ「ヒゲ」と呼ばれる仕立てが上質とされていますがそれも特になし。うーむ、謎。

「カジュアルジャケットだけど本格テーラリングで襟のすわりが良いよ」ってことなのかしらん?どうせなら赤とか柄物でアクセントになる色味を遊びとして入れていたら注目度も変わったかも。

※後で見たら、レディースのウールテーラードジャケットがまさに色違いのカラークロスでした。ますます謎が深まる…

スーピマコットンシャツ

スーピマコットンを使用したシャツ類に関してもまず外さないでしょう。

テーラードジャケットに同じく、素材感とパターンが抜群に綺麗。

サイズチャート上では2020AWとほぼ同一。

恐らく今回も貝ボタンで統一してくると思われます。

ただ前回のラインナップにあった「隠しボタンダウン」は表記を見る限り今季は無さそう。さすがにコストかかりすぎた?

(※追加された商品写真で「スーピマコットンレギュラーフィットシャツ(ポケット無し)」の隠しボタンダウン仕様が公開されました)

ユニクロ+J スーピマコットンオーバーサイズシャツ ポケット無し

今季の中でいうと、胸ポケットを廃したオーバーサイズシャツと

ユニクロ+J スーピマコットンシャツ グレー

スタンドカラーシャツにあるグレーカラー辺りは要注目。

ユニクロ+J 2021SS スーピマコットンオーバーサイズシャツ ブルゾン

変わり種としてはシャツブルゾンがラインナップされていたりして、ジルサンダーが造るバルーンシルエットにも興味はあるのですが、もとが良いだけにわざわざ?という気はしてしまいます。

着丈長めのモノで裾にドローコードが仕込んであるシャツコートのような形なら惹かれたかも。敢えて選ぶなら無地よりもストライプの方がカッコ良さげ。

Tシャツ・カットソー類

ここからは主に買わない理由が増えてきます。

ユニクロ+J シルクコットンニットポロシャツ

まずシルクコットンニットポロシャツ。

シルクコットンという文脈に、素材重視の筆者は「お?」となったのですが、アイテムページでの商品写真だとツヤ感が機能性素材のテカリっぽく見えてしまって、一度そう見えてしまうと途端にポロシャツ本来のスポーティさが強調されているように思えてしまって候補から外れました。

実物を見たら違う気もするのですが、発売日当日の混雑中に出向く気もないのでまあ無理に手を出すことも無いかなと。

シルクの混紡率的にも悪い素材ではないはずなんですけどね。

ユニクロ+J 変なプリントTシャツ

Tシャツというと今回のプリントTシャツですよね。

失礼ながら、Go出したの誰…?それはジルさんか…

むしろ周りはNoとは言えないのか…

ラインナップの中で、ある意味一番目立っているアイテム達。ある意味実物への興味も湧きます。

(正直草ですが、後世になって高値が付くのは意外とこういう商品なのかも…)

セルビッジデニム

ユニクロ+J セルビッジデニム

今季大注目であろうユニクロ×ジルサンダーのセルビッジデニム

オンスの表記が無いので実際は分かりませんが、恐らくは11~12オンスクラスでしょうか。

ポケットの位置やシルエットなど興味を惹かれるポイントはあるにはあるのですが、問題はウエストの革パッチと素材

ユニクロ+J セルビッジデニム デカロゴ

これだけは何としても言いたい。

合皮革パッチにデカデカと刻印された+Jの文字。

個人的に、これ一つですべてを台無しにされた感すらあります…

突然のビッグロゴ、イメージとの統一感が無さすぎる。

さらに決定的なのは、素材構成がウレタン混のストレッチデニムだということ。

今季に関しては、よりミニマルでシンプルなユニクロUのセルビッジデニムに軍配。

ユニクロUのセルビッジデニムが無ければ考えたかもしれませんが、今あえて選ぶ理由に乏しい。

なぜ?が頭をよぎります。

とはいえシルエットはめちゃくちゃ綺麗なんだろうなあ…それだけにもったいない。

2020AWのベルトのレザー部分にあったようにもっと端っこに小さく刻印するとか(あっちはもう少し主張してくれても…と思ったものですが)、いっそのこと無地の革パッチにしちゃうとかそもそも付けないという選択も有りだったのでは?

ウレタン混が必ずしも悪いわけでは無く、だからこその美シルエットと着心地の両立な気もしますが、敢えて購入する理由がちょっと見当たらないですね。

その他カテゴリー

アウター全般に関してはミリタリーテイストが強めのアイテム類。

筆者的にはジルサンダーらしい深いネイビーブルーのトレンチコートが出ることを期待していたので、ラインナップに無かった時点でアウター類は候補から外しました。

スウェット類は、表地コットン裏ポリエステルのドライタッチ。

アイテムの全貌が見えるまで注目していたのですが、ウレタン混ではなかったものの、オーセンティックなスウェットを欲している筆者にとっては好みの質感では無さそうなので、今回はスルーする予定です。

ボトムスの中で案外隠れた名品くさいアイテムがワンタックテーパードパンツ

ユニクロ+J ワンタックテーパードパンツ

ワイドハーフカーゴパンツと同じスーピマコットン100%強撚双糸のコットンツイル生地使用で、キレイめ爽やかに履けそうな雰囲気。もし買うならナチュラルを狙いたいですね。

ユニクロ+J 2021SS プレビューまとめ

2020AWが想像を大きく越えてきたのに対し、2021SSに関してはほぼほぼ予想通りの印象。

単純にシャツやセットアップの出来が良すぎるので、一度コレクションの主軸になってしまったら大きなサプライズは起こしにくいですね。

奇抜さを求められるブランドでもないですし。

それほどまで既に完成されたコレクションだということの裏返しでもあるのですが。

個人的に、今季はGU×ミハラヤスヒロの衝撃コラボに一票。

ラインナップの充実度でいうと、今回は断然レディースの方が優遇されていますね。

ワンピースとかめちゃかわ。

今回もかなりの激戦が予想されるので、オンライン購入組はお気に入り登録必須で挑みましょう。

戦場に赴く方達はくれぐれも無理はなさらぬよう。

筆者もオープンカラーシャツとカーゴハーフパンツだけはなんとかゲットしたいと思います。

改めて、ユニクロ+J 2021SSの発売日は3月19日(金)

ではでは。

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