疲れた足をリラックス。テンシャルのリカバリーサンダル『HAITE』がオススメ
スポサンブームが一端落ち着いたように見える昨今、にわかに注目を集めているリカバリーサンダルという新しいカテゴリー。
スポーティなサンダルが流行った反動か、はたまた昨今の世界情勢の影響か、全体的にリラックス感のあるサンダルに関心が移行しているように感じています。
リカバリーサンダルをリリースしている代表的なブランドとしては、リカバリーサンダルの先駆け的なブランドOOFOS(ウーフォス)や、クッション性最強スニーカーを手掛けるHOKAONEONE(ホカオネオネ)などが有名で、リカバリーサンダルとしてはこの辺りが2大ブランド。
ホカオネのリカバリーサンダルに関しては、一度ホカオネのスニーカーのほうを履いたことがある人であれば、なんとなくリカバリーサンダルの履き心地も想像できるのではないかと思うのです。
長時間の歩行後や、ちょっと足が重い・だるい時でもスッと履けるので、一足あると大変便利でオススメなのです。
で、最近では様々なブランドからリカバリーサンダルが発売されていまして、今回紹介するTETIAL(テンシャル)の『HAITE(ハイテ)』もそのひとつ。
TENTIAL(テンシャル)
テンシャルは現在の主力であるリカバリーウェアを筆頭に、枕やソックス、インソールまで手掛けており、アスリートから一般生活者まで日々のパフォーマンスを発揮するための『コンディショニング』を手助けするアイテムを多数リリースしているブランドになります。
そんなブランドからリカバリーサンダルが発売されていると知って、「これは一度試してみたい!」と思わされたのが購入のきっかけ。
リカバリーサンダルとはなにか?ということから、テンシャルのリカバリーサンダルHAITE(ハイテ)のレビューまで書いてみたいと思います。
※2022年7月7日より、リニューアルとして3種類の新製品がリリースされました。
リカバリーサンダルとは?
リカバリーサンダルとは、もともとスポーツ競技やトレーニング後の疲れた足を休ませるために開発されたもので、今ではその機能性に注目したアスリートから一般消費者まで幅広く愛用されるようになりました。
以前GEL-YETIの記事にも少し登場した「登山後に足を休ませるために履くリカバリーシューズ」と同じような概念。
要は、ゆったりと包み込むような履き心地と、歩行時の衝撃を和らげるクッション性の高さで、疲労のたまった足を労わるように設計されたサンダルのこと。
疲れやすい足に悩む方もぜひ一度試していただきたいカテゴリー。
TENTIALのHAITEをレビュー
TENTIALに関しては、以前BAKUNE枕が気になる!
会社名のTENTIALも『Potential=ポテンシャル』からきているようですし、言葉遊びとブランディングが上手な印象。
HAITEとは?
改めてHAITEとは、TENTIALから販売されているリカバリーサンダル。
カラー展開はブラックとネイビーの2色展開。(※リニューアル版では、ブラック・グレー・グリーンの3色)
2021年に『MAKUAKE』でクラウドファンディングを実施し、目標金額の4500%超えを達成し、わずか1か月で約1400万円ほどの支援を集めた大注目のリカバリーサンダルなのです。
※TENTIALの公式サイトで予告されていましたが、2022年の7月にリニューアルしたHAITEが登場しました。
- テンシャル独自の特許技術「キュボイドバランス理論」により、浮き指問題の改善をサポートするRECOVERY SANDAL Conditioning
- 従来のHAITEのクッション性と履き心地をリニューアルしたRECOVERY SANDAL Relax
HAITEのリニューアル版では、スライド型と鼻緒型の2種類展開となっています。
発売から1年足らずでアップデートしてくるあたり、プロダクト開発のスピード感が凄い。
上位バージョンとして新登場したトグルタイプのリカバリーサンダルRECOVERY SANDAL Conditioning(リカバリーサンダル コンディショニング)が気になりすぎるので、追加で購入しちゃうかも。
色は白で。
履き心地
履き心地としては、まさにリカバリーサンダルらしいリラックス感のある履き心地。
シャワーサンダルタイプで、リラックス感がありながら程よいホールド感を保ち、足が離れすぎたり逆に窮屈すぎたりということは一切なし。
構造的な特徴としては、
- 独自設計によるEVAソールの優れたクッション性
- 足裏のアーチ構造を支えるインソール設計
- 安定感のある歩行をサポートするロッカーボトム構造
などが挙げられ、これらのトータルアプローチにより、しっかりと履き心地を向上させてくれている印象。
しなやかなEVA素材のクッション性・反発性が、着地の衝撃がダイレクトに響きがちな他のサンダルとは一線を画す。
特にホカオネなどでも採用されているロッカー構造(ソールが曲線状)になっていることで、着地から蹴り出しまでの足運びがスムーズ。
そもそもTENTIALでは、インソールの販売からブランドがスタートしていることもあって、累計2万枚を販売したインソールの顧客情報をベースに、ビッグデータ×人間工学×トップアスリートの知見を掛け合わせて出来たのがリカバリーサンダルのHAITEというわけ。
そりゃ履き心地に関して文句が出るわけないですよね。
さらに、この夏リニューアルするということなので、ビッグデータを活用してさらに履き心地をアップデートしてくれているものと思われます。
アウトソールも独特な形状をしている。(センターの溝がウーフォスっぽい)
屋内・屋外問わず使える
HAITEは、屋外で使用はもちろん、シンプルな室内履きとしてもオススメできます。
ソックス履きに合わせても良いし、履いている間はとにかく快適なので、日常の歩行サポートから近所へのつっかけとして、ちょっとした小旅行までこなせてしまう万能感。
水はけも良いので、プールサイドのサンダルにも使えます。
実際にプールで使ってみましたが、水に濡れても滑りにくくて不満はありませんでしたね。
サンダルとしては厚みのあるソールながら、独自配合EVAによるグニャっとした独特な感触は、まさに足が包み込まれるような感触。
これはクセになる。
立ち仕事がメインの人でも、足の疲れを軽減し、一日中快適に過ごせるのではないかと思われます。
サイズ感
サイズ感としては、公式サイトのサイズ表をもとに普段スニーカーで選んでるサイズを選べばオーケー。
ただサンダルということもあるので、よりピッタリとしたフィット感が欲しい場合はひとつサイズを下げても履けそうだなーという感じはしています。
筆者としては、リカバリーサンダルのリラックス感重視なので、いつものサイズを選ぶことをオススメしたい。
まとめ
昨今注目を集めるリカバリーサンダル。
TENTIALでは、頭からつま先まで、トータルでのコンディショニングサポートが整っているような印象です。
リカバリーウェアの販売や、インソールの設計開発など、これまでの実績による信頼感が高い。
実際足を通してみてもクッション性と足運びの良さは間違いないですね。
この夏リニューアルするということで、新作がどのようにアップデートされて登場するのか非常に楽しみです。
インソールも気になっていて、姿勢の維持や「浮き指」対策など、こだわって設計されているのが見て取れます。
また、せっかくオリジナルインソールが販売しているのだから、オリジナルのスニーカーなども見てみたいところ。
オリジナルインソールが標準装備のニット系素材スニーカーで、ブランドとしてはAllbirds(オールバーズ)的なイメージを勝手に妄想しています。
今後の動きにも注目していきたいですね。
ではでは。