Porter Classic(ポータークラシック)のディズニーアロハシャツ
気づけばまもなく8月も終わり。
お盆も過ぎたというのに、今年の夏は残暑とは言えないくらいまだまだ暑い日が続きますね。
例年であれば、だんだんと秋冬物が恋しくなる朝晩の肌寒さを感じるものですが、今年はまだまだ夜中まで暑い!
いまだにエアコンフル稼働中。
そんななか、今回紹介するのはPorter Classic(ポータークラシック)のディズニーアロハシャツ。
夏休みも終わるこんな時期に今更アロハシャツかい!と思うかもしれませんが、今年の夏はあまりにも暑すぎて、薄手のTシャツ・ポロシャツ一枚で過ごすことがあまりにも多く、むしろやっと普通にシャツを重ね着できるシーズンが到来くらいの感覚でいたりします。
この時期になってまで連日のように熱中症の注意喚起が出まくることもちょっと記憶にないデスネ。
秋前の短い期間だけでも、柄シャツ着て残りの夏をハッピーに満喫したいのデス。
柄シャツが好き
筆者は、アロハシャツに限らず、個性強めの柄シャツが結構好き。
昨年のユニクロ×マルニの花柄シャツなんかも良かった。
色味が結構好きだったのに、小規模のまま1年で終わってしまったユニクロ×マルニコラボが悲しい。
というか、ユニクロ+Jが終わって以来、ユニクロコラボ物がちょっとずつ終焉に向かっているような、そんなモノ悲しい雰囲気が漂っていますね。
2023年は、ユニクロUのディレクターを務めるクリストフ・ルメールとの契約も満期のはずなので、継続なのか終焉なのか、はたまたなにか別の形で発展していくのか。
先日、マメクロゴウチコラボも今期がラストコレクションになるとの発表があったばかりですし、ユニクロもいよいよ過渡期を迎えていますね。
最近はほとんどユニクロを覗かなくなってしまったなぁ…
派手物でもアロハシャツなら許される
普段無地のアイテムをベースに選んでいる人には、派手な柄の入ったシャツを着るのに抵抗がある人も多いはず。
でもアロハシャツなら完全別モノ。
夏の陽気な気候とシャツの涼やかな素材感と相まって、派手な方がアロハらしく夏らしくてカッコよかったりするのです。
MADE IN USAのRobert J.Clancey(ロバート J クランシー)や、国産品質のサンサーフ(=東洋エンタープライズ)など定番ブランドも豊富なので、柄の選択肢の幅が広いのも魅力。
筆者手持ちのパイナップル柄アロハシャツは、メイドインハワイの老舗KALAHEOのモノ。
うっすら杢っぽい仕上がりの白をベースに、鮮やかなブルーの配色が美しいのです。
KALAHEOはロバートJクランシーの兄弟ブランドで、ボタンなどはクランシーと共用のため、RJC刻印入りの木製ボタンが好印象。
アロハシャツの定番レーヨン100のテロッとした素材感が、暑い夏にとても心地イイのです。
柄物最強のディズニー
H&M×ディズニー100のコラボでも紹介したように、ディズニー好きな筆者としては柄物シャツでも必然的にディズニー(主にミッキー)が増えていくのです。
こちらはハワイのアウラニディズニー土産のアロハシャツ。
1956年創業、ハワイのリゾートウェアブランドであるトリ・リチャードのアイテム。
ハワイアンな雰囲気たっぷりで淡く優しい色使いが特徴的。
さりげないキャラ配置で柄に馴染んでおり、パッと見ではディズニーアロハだとは気づかれないレベルなので、一般的なアロハシャツと同じように着回しもしやすいのが良いのです。
Porter Classic(ポータークラシック)とは
Porter Classic(ポータークラシック)とは、吉田カバン=Porter(ポーター)を母体に持つアパレルブランド。
吉田カバンの創業者である吉田吉蔵の末っ子として生まれた吉田克幸氏と、その息子である吉田玲雄氏の親子二人の手によって、2007年にポータークラシックがスタート。
カバンのみならずアパレル全般を手掛け、職人の伝統技術やアート性をもとに、独自の世界観でブランドアイテムを展開しています。
剣道着をデザインソースとした刺し子や、刺繍・ペイントなどを施したアイテムがリリースされており、サイズ感にゆとりのあるワークテイストを中心としたデザインが特徴的。
今回紹介するディズニー柄のアロハシャツも定番アイテムの一つとなっています。
ハワイアンテイストのディズニーアロハシャツ
今季リリースされたのは、1937年に公開された短編映画『DISNEY HAWAIIAN HOLIDAY』の貴重なアートワークを使用した「DISNEY HAWAIIAN HOLIDAY PORTER CLASSIC HAWAI’I ALOHA COLLECTION(ディズニー ハワイアン ホリデー ポータークラシック ハワイ アロハ コレクション)」。
カラーはブラック、ブルー、セピアの3色展開。
日に焼けたような絶妙な色味のセピア色にも心惹かれましたが、ポータークラシックのイメージカラーでもあるブルーをチョイスしました。
淡く涼しげな青の美しさはもとより、実際に着用する際の着まわしやすさも抜群。
貴重なモデルシートをデザイン
今季のアロハシャツの柄には、映画製作の過程で生まれた貴重なモデルシートを採用しています。
モデルシートとは、映画製作の際にアニメーターの間でキャラクターの絵を統一するためのモデルとして制作されるアートワーク。
昨年のポスターデザインといい、単純にキャラクターを落とし込むだけでは止まらないデザインに対するアート性を感じますね。
胸ポケットの柄合わせも完璧
あまり目立たないところですが筆者が感動したポイント。
胸ポケットの柄合わせまで完璧です。
一般的に胸ポケットの柄を合わせるには手間も生地も必要ということで、コストをかけて美しく仕上げている証になります。
高品質なネルシャツなどのチェック柄で見ることはありますが、それ以外の柄物・キャラ物でここまで綺麗に仕上げているのを見るのもかなり稀。
柄の配置から縫製の細部まで、こだわって美しく仕上げていることの証明ですね。
まとめ
夏も終わりのアロハシャツ。
今後もポータークラシック×ディズニーのアイテムのリリースに期待させられるような美しいアイテム。
今年は異常な暑さが続いているので、まだまだしばらくは夏物が楽しめそうな雰囲気ですね。
一方、すでに秋冬モノのアイテムが続々とリリースされ始めているわけですが、さすがにこの暑さではちょっと物色するのもイヤになるような暑苦しさを感じてしまうのも事実。
あまりに暑すぎる&暑さが長引くのも、アパレル業界には結構な痛手かな。
あっという間に在庫処分セールの時期に突入してしまいそうです。
ユーザー側としても、ファッションはやはり秋冬の方が楽しめる部分は大きいので、そういう面でも早く涼しくなってくれないかなと思う次第ですね。
ではでは。