マスク荒れにもオススメしたいプチプラコスメのスキンケア
時々お伝えしている美容の回。
今回は普段使用しているデイリーコスメについて書きたいと思います。
筆者はどちらかというと敏感肌寄りなので、ちょっとした刺激だったり、あまりコッテリとしたケア用品などを使うと結構すぐに荒れがちな肌で、最近では特にマスクのこすれ・蒸れなどによる肌荒れも悩みの種のひとつ。
マスク荒れ問題については、最近ではシルク製のマスクを使用することでだいぶ改善されてきたかなーという印象。
肌触りが良くて蒸れない。
そろそろ強制マスク生活も終わりそうな雰囲気はありますけどね。
それはそれとして、肝心のケアについてですが、その辺のドラッグストアで手に入る市販品でも日常のケアには充分だなーと思えるものがいくつかあって。
以前紹介したオススメの炭酸パックは唐突な上にマニアックだったなーとも思います。
良いものはいい。
現在は炭酸ZEROベースメイクジェル ライトの方を使用中。
とそんなわけで、今回は筆者が普段使いしているプチプラコスメを紹介したいと思います。
基本的に男女問わず使えるアイテムになっていて、キーワードは肌ラボとベビースキンケアアイテムです。
肌ラボ 白潤プレミアム
まず化粧水から。
最近のお気に入りは、肌ラボから発売している白潤プレミアムラインの薬用化粧水です。
ヒアルロン酸配合を全面に押し出し、潤いにスポットを当てる肌ラボシリーズ。
そのシリーズの中でも主に「美白」を謳うラインとして販売されていた白潤シリーズが昨年リニューアルとなり、プレミアムラインとして新登場したのが白潤プレミアムです。
筆者は肌ラボ自体は古くから使用していて、ヒアルロン酸入りで保水効果が高いため、肌ラボの化粧水一本で済ませてしまっていた時期もありました。
乾燥気味だけど、油分の多いクリームや乳液などを使用するとコンディションが悪くなる系の肌なもので。
リニューアル前の白潤も、美白効果云々よりも使用感が気に入っていて長らく愛用していました。
白潤プレミアムについては、有効成分として
- トラネキサム酸
- グリチルリチン酸2k
の2つが配合されているのが特徴。
特に重要なのが、それまで有効成分として配合されていたアルプチンからトラネキサム酸に変更されたこと。
この価格で美白・抗炎症効果が期待できるトラネキサム酸が有効成分として入っているのは、界隈がざわついたくらい衝撃でした。
というのも「薬用(医薬部外品)」を謳うには、厚生労働省が許可した有効成分が一定濃度入っていないと認められないという表記。
つまりトラネキサム酸をほんの少し入れて表記しているわけではなく、一定の基準値以上の濃度で配合されているのです。(恐らく2%ほどかな)
コスメ界最大手である資生堂の子会社ブランドIPSAの化粧水と比較して、「成分が似ているのに価格が約4分の1!」ということでも話題を呼びました。
(筆者としてはこの手の「〇〇と成分が似ている」論はあまり好きではありませんが、まあそれは置いといて)
低刺激性で美白・抗炎症効果が期待できるトラネキサム酸が有効濃度入りというのは、ベースの化粧水として非常に心強い。
実際に発売から1年ほど使用していますが大きなトラブルもありません。
その他、グリチルリチン酸2k(抗炎症)やヒアルロン酸、ビタミンC誘導体なんかも入っていますが、ぶっちゃけこの辺はほぼどうでもいいです。(ほかに代替がいくらでもあるので)
「有効濃度のトラネキサム酸入りで低刺激の化粧水」ということが魅力の一本。
ちなみに、白潤プレミアムシリーズではないけど(ぱっと見間違える)「濃極潤 オールインワン美白パーフェクトゲル」にも有効成分としてトラネキサム酸が配合されていて、その他配合の成分も悪くない印象。
(べたつき・髪のはりつきが苦手な人は使用注意)
和光堂 高保水ベビークリーム
実は特別な効果を求めないなら、ベビー向けスキンケアのアイテムが低刺激で優秀。
最近筆者が使っているのは和光堂の高保水ベビークリーム。
名前の通り保水力が超優秀。
エステル油やスクワランあたりがベースになっていて、しっとり感はあるのにベタつかないという最高の使い心地。
筆者は油脂系が含まれるアイテムを使うとすぐニキビが出来たりするので、油分よりも純粋に保水力のみを求めていたりします。
さらに抗炎症のグリチルリチン酸やセラミド5種も含まれているので、荒れを防ぎながらとにかく保水・保湿に特化というイメージ。
筆者の理想の処方に近く、刺激性も少ないので敏感肌でも使えるクリームです。
ベタつかないので手荒れ用のクリームとしてもオススメ。
ピジョン 薬用クリアオイル 桃の葉エキス配合
同じくベビースキンケアアイテムから、ピジョンのももの葉エキス配合 薬用クリアオイル。
和光堂の高保湿クリームを発見する前は日常的に使用していました。
エステル油とスクワランをベースに、有効成分グリチルリチン酸ステアリルを配合し、桃の葉エキスとアロエエキスのみという圧倒的なシンプル処方。
名目上はオイルではありますがベタつきが少なくサラッとした使用感で、オールシーズン使っても気にならない優等生。
抗炎症成分であるグリチルリチン酸が入っているので荒れにくいのもイイ。
掌に収まるサイズで小さく見えますが、筆者の場合は顔に使うときは2~3滴で充分なので、一本買えば相当な期間使用できます。
旅行先など、どこにでも持っていきやすいのもイイ。
ニキビなどが気になる場合は、同じ桃の葉エキスシリーズのローションタイプと併用するのがオススメ。
ローションにはグリチルリチン酸2kのほかに、同じく抗炎症作用に期待が出来るアラントインも配合されているので、荒れた肌のケアに最適。
マスク荒れがひどくなったときは一時期セットで使用していました。
ちなみに、同シリーズでアロエを押し出した薬用ローションもあって、桃の葉薬用ローションとほぼほぼ成分構成は同じような感じですが、塗った後も結構乾燥しがちだったのでやめました。
やはり一番は薬用クリアオイルを推したい。
メンズであれば、髭剃り後などのケアにもオススメ。
まとめ
今回はデイリー使いしやすいオススメのプチコスメを紹介しました。
成分オタクなので「〇〇配合!」とか言われると気にもなるのですが、実体験として結局はシンプルな処方の化粧水・クリームに落ち着くパターンが圧倒的に多いです。
そんなにマメにケアするタイプでもないのでね。
以前紹介した炭酸パックのZEROベースメイクジェルも炭酸以外ほぼなにも入っていないのが好みだったりしますし。
「なんとなく不足しがちだといわれている栄養素をプラスするのではなく、自分のカラダには何が必要なのかを調べること」とは以前デトックス回で紹介した高城剛さんの言葉ですが、まさにそんな感じのスキンケアになりつつある。
プチプラ・高コスパでシンプルなスキンケアを探している人の参考になれば。
ではでは。