リニューアルした完全食「ベースパスタ」をアレンジレシピで食べてみた
すっかり「おうちごはん」が定着してきたこのご時勢。
免疫を落とさないように、栄養面にも意識を向けた献立や食事作りを毎日こなすのもなかなか大変。
というわけで、こんなときこそ一日に必要な栄養素がすべて含まれている完全食(かんぜんしょく)が有効に活用できるのではないでしょうか。
筆者はいつも、完全栄養食パン(※)であるベースブレッドを定期購入していますが、同じベースフード社のブランド商品であり、完全食パスタの元祖であるベースパスタが3月にリニューアルして新発売されていたので久しぶりに食べてみました。
初期のベースパスタは、そのクセの強さや食感から「まずい」という声もチラホラ見かけましたが果たして今回のリニューアル後の味わいはどうでしょう?
キーワードは、
- 時短
- 栄養バランス
- 食べ応え
では早速見ていきましょう。
※ベースパスタやベースブレッドのオススメ活用法をまとめました。
新しくなったベースパスタは2種類
ベースフード社から発売されている完全食(※)ベースパスタは、今回のリニューアルによって2種類の展開になりました。
これまで発売された順でいくと、元祖ベースパスタ(平打ちタイプ)→ベースヌードル(細麺ストレート)→新ベースパスタ(フィットチーネとアジアンの二種)という形。
名称変更以外にも都度若干の改良が行われており、過去にも平打ちと細麺の2種類で販売していた時期があります。
ベースヌードルという名称にリブランドの後、再びベースパスタに戻ったのはとても興味深い動き。
やはりこれまでのユーザーにとっては、「ベースパスタ」の方がなじみ深い名前ではあったかなと思いますね。
リニューアル前のベースパスタの癖の強さを「不味い」と感じて断念した方も多いとはよく聞きますが、初期からのユーザーには馴染みの味でもあります。
リニューアル後のベースパスタは茹で時間も異なっていて、フィットチーネが2分、アジアンが1分で茹であがります。
ベースパスタは生麺仕様ということもあり、茹で時間が短くて済むのは大きなメリット。
専用ソースも2種類で販売
ベースフードで販売している専用ソースは2種類。
パスタ定番の味である「コクと旨みのボロネーゼソース」と、個性強めな「ピリ辛 台湾まぜそばソース」の2ラインナップで、方向性が全く異なる2つの味を楽しむことが出来ます。
今回リニューアルしたベースパスタを注文するにあたり、こちらの専用ソースも併せて頼んでみました。
ベースパスタのレシピ
まずは今回注文した2種のうち「アジアン」から。
ベースパスタ アジアン
アジアンは、ベースヌードルの流れを汲む細打ちストレートタイプの麺。
ラーメン 凪(なぎ)で提供されているベースラーメンと同系統(というか同じ?)麺になっています。
ベースラーメンに関していうと、ベースフードとラーメン 凪の実店舗とのコラボにも驚きましたが(ガイアの夜明けでも特集されていましたね)、販売から1年足らずでアップデートし、リニューアルしたスピード感にも驚かされました。
ラーメン 凪とのタッグは、ベースパスタ自体の食味改善にも大きな影響を与えたコラボだったと言えるでしょう。
話を戻して。
ベースパスタ アジアンは、見た目にも分かる通りかなり細めに仕上げた麺。
茹で時間はなんと1分。
細く仕上げることで、全粒粉系にありがちなぼそぼそとした食感を抑えることに成功し、歯切れの良い麺を再現することが出来ていると思います。
製造段階で麺が切れることの無いよう、配合においてもかなり試行錯誤されたのでは無いかと想像されます。
アジアンには、今回一緒に注文した台湾まぜそばのソースを合わせました。
台湾まぜそばのソースにはラー油もセットで付いてきます。
今回はこのソースに加え、
- 玉子
- 鳥そぼろ
- 韓国海苔
をトッピング。
また、上記に加え、きざみネギも組み合わせると、シャキシャキとした食感がプラスされて相性良し。(撮影時に乗せ忘れました…)
これ、めちゃウマ!!です。
細麺との相性も良く、具材とよく絡む。
なにより麺のプリッとした食感が良く伝わってきます。ぞぞっと麺をかきこみたいときにオススメ。
ベースパスタ フィットチーネ
続いてフィットチーネタイプ。
専用ソースであるボロネーゼソースにパルメザンチーズとオリーブオイルを振りかけたシンプル処方。
改めて完全食の良いところは、添える具材や付け合わせを限りなくシンプルにしても栄養面での不安がないところですね。
フィットチーネタイプに関しては、初代から考えるとかなり進化していて、ボソボソ感がかなり軽減されています。
初代ベースパスタにあったチアシードのツブツブざらざら感も無くなりました。これはラーメン 凪さんとの取り組みの際、麺切れを改善するためにチアシードを粉末化して改良したことによるもの。(ガイアの夜明けでやってましたね)
パスタとしてはフィットチーネタイプの方がよりもっちりとした食感を演出しています。
ベースパスタからベースヌードルにリニューアルした際、平打ちパスタタイプが無くなったことで、特にこれまでのユーザーから惜しむ声が多く挙がり、今回のリニューアル後2種類の販売になったのだと予想されます。
フィットチーネタイプは、都度食味の改良が行われているとはいえ、初期から購入しているユーザーにとっては、これこそベースパスタの定番の味と言えるのではないでしょうか。
焼きそば アレンジレシピ
ベースパスタは焼きそばレシピでアレンジしても美味しい。特にアジアンと相性抜群。
具材は、
- 目玉焼き(半熟)
- キャベツ
- ソーセージ
- 紅生姜
- 青のり
など、定番の具材で問題無いのですが、肝心のソース。
筆者オススメの焼きそばソースがこちら
皆様ご存知のペヤング ソース焼きそばのソース。
オススメは激辛との2本使いです。
単品販売のソースは、カップ製品に付属している本家激辛ペヤングのソースには味も辛さも若干劣りますが、ペヤングらしさはしっかり感じることが出来ます。
辛いのが苦手な方は通常ソースのみでも可。
ちなみに、個人的にはペヤングと納豆はセットで食すのがお決まりなので、ペヤングソースを使用する際には前述のレシピに納豆をプラスするのがオススメです。
初めて食べるのにオススメなのは?
初めてベースパスタを食べる人にオススメなのは、断然アジアン×台湾まぜそばのコンビ。
全粒粉系の独特な食感が抑えられ、違和感のない食味を実現できていると思います。
一方、既存ユーザーから根強い人気があることが明らかになったフィットチーネタイプのベースパスタは、改良されているとはいえ、一般的に流通している麺類と比べるとややクセのある麺であるのは確か。
そのクセの強さが逆に癖になってくるのは、2度目のリブランドによって復活したことからも明白なので、フィットチーネタイプに関してはそれらを踏まえた上でまずは一度試してみようという気持ちで食べてみるのが良いかなと。
発売初期のベースパスタを食べて、その穀物類の癖の強さからマズいと感じた方は、改めてリニューアル版を試してみるのもあり。
食べ応えに関しては、どちらも見た目以上の満腹感が味わえるのですが、フィットチーネタイプの方がより幅広で噛み応えがある分、満腹感は高いように思えますね。
新ベースパスタまとめ
いつもはベースブレッドのみを定期購入しているのでパスタの方を食べるのはかなり久しぶりだったのですが、以前にも増して美味しく改良されていて驚きました。
特に、細打ちタイプのアジアンと台湾まぜそばソースの相性は抜群に美味しい。
フィットチーネタイプのベースパスタは、初代ベースパスタを知っている人からするともはや懐かしさすら感じる食べ心地。
もちろんこちらに関しても以前からはかなり改良されているのですが、濃厚系のソースと合わせることで本領発揮と言うところでしょうか。
そういえば、初代ベースパスタ時代に辿りついたソースはエスビー食品だったのを思い出しました。
「予約でいっぱいシリーズ」のパスタソースはどれもが美味しく相性も良かったので、旨いパスタソースをお探しの方は是非一度お試しください。
市販パスタソースの中ではイチオシでオススメ。
閉塞感漂う時勢ですが、少しでも美味しく楽しく、気楽な食卓でありたいものですね。
初めて購入の際は、まずはスタートセットから始めるのがオススメです。
ではでは。
(※)栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。