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Children of the discordance リメイクデニム

正統派に飽きたら脱定番!周りと差がつく個性派デニム4選

2023年2月15日

昨今のトレンドとして、デニム熱が継続している方は多いはず。

ただユニクロUのセルビッジデニムが今季は発売されていないことからも分かるように、いわゆるオーセンティックで定番のインディゴ無地デニムよりも、やや個性を主張するような特徴のあるデニムに気分が移行してきているように感じます。

各ブランドが展開を広げてきているフレアやワイドなどのシルエットのトレンドはもとより、ダメージデニムやリメイクデニムなど、コーデの組み合わせ次第で個性が存分に発揮される脱定番的デニムが今の気分。

今回は、筆者の手持ちのデニムの中から特に特徴的な個性派デニムを4つピックアップしてみました。

スーパーワイドデニム – ヒザデルパンツ

まずはワイドデニムから。

以前も紹介したNeedles(ニードルズ)のヒザデルパンツ

Needles ヒザデルパンツ 12オンスデニム

極太ワイドデニムの決定版。Needles(ニードルズ)のヒザデルパンツ12オンスデニムがAラインコーデの主役

肉厚感と使いやすさを兼ね備えた12オンス生地のデニム。

今ワイドなデニムを履くなら、このくらい思い切り太さを主張するパンツを選ぶのが良い感じ。

ヒザデルパンツはハッキリとしたAラインシルエットを作れる定番パンツです。

Needles ヒザデルパンツ ウエストドローコード

着用しやすさも抜群。

ヒザデルパンツの定番ディティールであるウエストドローコードが良い仕事してくれるのですよ。

Needles ヒザデルパンツ ダーツ処理

ダーツのふくらみとダメージ加工で立体感もプラス。

ワイドなシルエットとボリューム感に関していえば、一本あるだけで相当使いまわしのきく一本です。

インディゴとブラックの2色展開なのでお好みで。

ホワイトデニム – PRADA

ここ1~2年で個人的に結構来てるのがインポート系のホワイトデニム

PRADA ホワイトデニム

ホワイトパンツと言っても、あまりクリーンさを強調し過ぎておらず、ワークっぽさとキレイ目の中間位の雰囲気がでるのがイイ感じ。

もともとホワイトデニムの気分が高まっていた人も多いと思うのですが、Netflixで池袋ウエストゲートパークが配信開始になった結果、キング(窪塚洋介)のファッションに影響されている人も結構いるのではないでしょうか。

個人的にオススメの選ぶ基準としては、

  • 細すぎず、ややワイドめなシルエット
  • 色はキナリか少しグレー(青み)がかったもの

以上の2点。

写真はPRADAのホワイトデニム。

PRADA デニム

PRADA=デニムのイメージが個人的には強くて、こちらもワイドでややフレアがかったシルエットがとても綺麗な一本。

タックとセンタークリースでデニスラみのあるディティールですが、履き心地はゆったりとしてリラックス感のあるシルエット。

PRADA ホワイトデニム ボタン

ボタンも肉厚でしっかり主張。

カジュアル度強め。

ホワイトデニムと言えば、個人的にはマルジェラで毎シーズン出している定番のホワイトデニムもオススメ。

一応ホワイトデニムとしていますが、マルジェラの定番はオーバーダイならぬペンキ加工

着用していくにつれ、ペンキの風合いが経年変化で楽しめるマルジェラの代名詞的なアイテムです。

海外通販サイトYoox(ユークス)なら比較的安価に入手できるので、気になる人はとりあえずドリームボックスに放り込んでおくのが良いのです。

MAISON MARGIELA ホワイトジーンズ|Yoox

リメイクデニム – Children of the discordance

個人的に、パッチワークなどを施したリメイクデニムが今一番キテるのです。

Children of the discordance リメイクデニム

古着の再構築やヴィンテージのバンダナ・スカーフを使ったリメイクに定評のある、Children of the discordance(チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス)のバンダナパッチワークデニム。

アーティストであるNAOTO YOSHIDA(ナオト ヨシダ)とのコラボデニムです。

Children of the discordance × NAOTO YOSHIDA コラボデニム

再構築を得意とするChildren of the discordanceですが、NAOTO YOSHIDAとのコラボによる幾何学模様が他には無い雰囲気を醸し出しています。

Children of the discordance リメイクデニム 幾何学模様

デニムの青のコントラストがとても美しい。

リリースしているアイテムひとつひとつが異なった表情になっており、世界に一つだけのデニムに仕上がっております。

Children of the discordance リメイクデニム Levis

ベースとなっているのがLevi’s(リーバイス)のビンテージデニム。

必然的にデニムとしての品質も間違いないアイテムとなっています。

Children of the discordance リメイクデニムの表情

ビンテージデニムならではの「色落ち」や「アタリ」もたまりませんね。

インサイドアウトデニム – JOHN LAWRENCE SULLIVAN

最後に紹介するのは、JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)のインサイドアウトデニム。

JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)インサイドアウトデニムパンツ

テーラードに定評のあるジョンローレンスサリバンということで、デニムのシルエットも非常に綺麗。

今はワイドパンツ全盛期でして、筆者個人としてはもともとワイド一択で8~9割がたのパンツがワイドかリラックスフィットのシルエットしかもっていないのですが、ここにきて少しタイトめ・細めのデニムが履きたい気分になってきているのです。(スキニーは苦手)

JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)デニム ブランドタグ

インサイドアウトの手法を用いて、本来であれば内側に来るはずのセルビッジデニムの"耳"をあえて外側に持ってくることでパンツのデザインに昇華しているという技ありな一本。

本来は隠れるはずの「良質なデニムの証」であるセルビッジの耳を表に出すという、"衣服の本質を表に現す"インサイドアウトの手法の真骨頂的なディティール。

JOHNLAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)インサイドアウトデニム セルビッジ耳がサイドラインのよう

昨今トレンドのトラックパンツのサイドラインのようにも見えるので、まさに今の気分にピッタリな一本なのです。

インサイドアウトといえば、代名詞的なブランドはやはりマルジェラ。

MAISON MARGIELA(メゾンマルジェラ)ジーンズ ブルー|Yoox公式サイト

いまや伝説として語り草になっているM-47を裏返したことから始まった、マルジェラを代表する手法のひとつであるインサイドアウト。

マルジェラのデニムではリメイク的要素を加え、より大胆な切り替えを試みていたりします。

先に紹介したペンキデニムとインサイドアウトデニム、どちらか狙ってみてはいかがでしょう。

まとめ

以前ベーシックスタイルとしてメゾンキツネのデニムセットアップを紹介していて、実際に定番のデニムとして高頻度で着用していたりもするのですが、ここにきて個性派デニムを履きたい気持ちが高まってきました。

特にリメイク系に関しては、掘れば掘るほど多種多様なリメイクデニムが存在していて、目移りするほど楽しいのです。

脱構築を得意とするマルジェラを筆頭とした海外ブランドに関しても、海外通販サイトも覗きながら探してみるのもイイでしょう。

今回紹介していない個性派デニムとして、ダメージ加工を施したクラッシュデニムがあります。

なかなかこれ!というアイテムが見つからないでいるのですが、これから春夏シーズンということもあって、かなりハードなダメージ加工の入ったデニムを探してみる予定。

いい出会いがあると良いなあ。

ではでは。

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