スリッポンライクなGU リアルレザーオペラシューズをセールで購入
春に履きたい革靴ということで、以前から気にはなっていたものの、ここしばらく足が遠のいていたため未着用だったGUのリアルレザーシューズ。
先日期間限定価格が来ていたので、ようやく店頭で試着。
個人的に最近スリッポンがキテいることもあって、スリッポンライクなオペラシューズを購入したのでレビューしたいと思います。
レザーの質感は置いておいて、履き心地やフィット感に関してはちょっと思うところもあって、そのあたりもお伝えできればなと。
GU リアルレザーオペラシューズ
GUが得意とするシューズ関連。
もともとが靴屋さんを傘下に置いたGUなだけあって、シューズ関連に関しては低価格でそこそこ良質なアイテムが投入されるので注目が集まるのは必然。
昨年のミハラコラボとか楽しかったな…
で、GUは昨年秋口あたりから本格的にリアルレザーシューズに力を入れているようで。
今回購入したオペラシューズもその中のひとつ。
オペラ鑑賞の際に着用したとされるフォーマルシューズが起源。
その見た目からも分かるように、スリッポンのような気楽さで履けるのがメリット。
それでいてレザーシューズとしてのドレッシーさはしっかり感じられるので、適度にカジュアルな革靴として楽しめます。
レザーの質感
価格相応かと思いきや、意外にも安っぽさを感じさせない革質。
少し履き込んでシワが付いても良い味が出そう。
これで3990円、今回限定価格で2990円で買えたことを考えても、相当コスパはイイですね。
造りが細身のオペラシューズとの相性も良いですし、見た目に関しては100点といっても過言ではない。
サイズ感
サイズ感とフィット感、ここが最大の問題。
サイドにスリットが入ったオペラシューズの形状により、足と触れる面積が少ないため、大き目を選んでしまうとフィット感は大きく損なわれます。
紐の無いスリッポンスニーカーなどと同様。
ただし、ワイズは狭めの細身な造り。
筆者のサイズ選びとしては、普段履いている革靴と同じサイズ(スニーカーのハーフサイズ~ワンサイズ下)を目安にチョイス。
ちなみにライニングは合皮だと思われるので、吸湿性は良くはなく、蒸れる革靴感。
とはいえ爪先とヒールの素材を変えているので、多少の吸湿性と滑り止めっぽい雰囲気を醸し出しています。
が、いかんせんヒールのおさまりが悪い。
というか、横幅はグッと狭い割に面での抑えがあまり効かない感じ。
ヒールが浅め、甲周りの面積少なめ、紐で調節できないというオペラシューズの特性もありますが、ジャストサイズで履いてもフィット感があまり良くないため、歩くときに少しカカトが浮いてしまう感覚があります。
店頭では試しにさらにワンサイズ下も履いてみましたが、いくらリアルレザーで多少伸びるとは言え、さすがに足幅が合わなかったので断念。
2重インソールのクッション性を謳っていて、踏み込んだ時に確かにクッション性らしきものも感じられるのですが、いかんせんフィット感の悪さの方が際立ってしまって足疲れがひどい。
ラバーソールなので歩き心地も固め。
筆者としては、ほぼサンダル感覚で履こうと思って購入したのでまだ良いのですが、長時間の歩行はかなり疲れそうです。
もはやヒールなしのレザースリッパか、かかとが踏める仕様だったらまだ納得がいったような…
改善策としては、履き初めはアッパーのレザーが硬いので、シワ入れを行ってあらかじめ履きジワをつくる。
もしくは、完全にかかとが浮くような人はシュータンとの間に隙間がある場合が多いと思うので、甲側で抑えるタンパッドを張るのがオススメ。
同じサイズでも、同じ棚に並んでいるローファーの方がカカト周りを包み込むようなフィット感で履き心地は良かったですね。
いっそのこと素足履きの方が履き心地が改善されるので一考の余地あり。
まとめ
価格を考えても見た目に関しては文句なし。
ただ履き心地に関してはまだ改善の余地があるかなという印象。
ワイズが細身だからとサイズを上げてしまって悲惨なことになっている人が多そう。
オペラシューズやローファーの宿命と言ってしまえばそれまでですが…
この辺りは、大衆靴としてなかなか難しいところですね。
ただGUのシューズ類に関しては全般的に期待しているので、今後もとことん追求していってほしいところです。
ところで、今年はコラボ情報がまだ出ていないようですが無いのかな?
昨年はミハラ、アンダーカバーとコラボが豊作だった年。
特にミハラコラボは筆者もテンションが上がりまくりでした。
一回限りのようなことをほのめかしていたので今年はミハラコラボは無いのでしょうが、話題を呼んだ実績があるのでGUのコラボ物には期待してしまいますね。
昨年はコラボラッシュ過ぎて後半は若干のコラボ疲れも感じたのですが、今年は逆に今のところ大きな話題も無く、それはそれでちょっと寂しくなるというワガママ。
明るい話題、お祭りを期待したいですね。
ではでは。