ASICSTIGER × Sneaker Freaker GEL-LYTE III “Tiger Snake”
asicsの人気モデルGEL-LYTE Ⅲシリーズに注目のコラボモデルが登場しました。
スニーカー専門誌としてストリートカルチャーを発信し続ける、オーストラリア発のメディア Sneaker Freaker(スニーカーフリーカー)。
そのスニーカーフリーカーとasicsのコラボから生まれたGEL-LYTE III “Tiger Snake(タイガースネーク)"を一目見た瞬間、一瞬で心を掴まれました。
デザインもコンセプトもGEL-LYTE IIIというスニーカーの世界観を見事に表現。
発売を知ったきっかけは海外通販「END.」のLAUNCHES(抽選)画面でした。
⇒海外通販サイト「END.」利用体験記はこちら
ビビッドでイカしたカラーリングがひと際目を惹く。
というわけで無事にゲット出来たので紹介したいと思います。
※2022年6月、asics × atmos × Sneaker FreakerのトリプルネームコラボであるGEL LYTE III OG “Alley Cats"の発売が発表されました。
やっぱりSneaker FreakerのGL-III コラボは外れが無いですね…"野良猫"も是非欲しい。
TigerSnake(タイガースネーク)にインスパイアされたコラボモデル
今回asicsとコラボしたSneaker Freker(スニーカーフリーカー)は、前述のとおりスニーカーファッション誌として高い人気を誇るオーストラリア発のファッションメディア。
今回スニーカーフリーカーがモデルに選んだTigerSnake(タイガースネーク)とは、猛毒を持つオーストラリア固有のコブラ科の蛇の名前で、黒褐色の地肌に淡黄色の帯状の模様があることから"虎"に似ているという意味でその名がつけられたそう。
(同じタイガースネークという名称でオーストラリア産のウイスキー見つけた…)
つまり、オーストラリア発のスニーカーファッション誌とのコラボモデルとして、オーストラリア固有の蛇であるタイガースネークと、アシックスタイガーの"虎"という名称から、今回の「タイガースネーク インスパイアモデル」の発売に至った模様。
毒々しいビビッドなカラー
猛毒を持つ蛇がモデルとあって、そのカラーリングは随所に毒々しさを漂わせるビビッドカラー。
ミッドソールは、黒をベースにピンクの″スプラッター″模様を散りばめた特別仕様。
ピンクのアウトソールもチラ見えでインパクト大。
背面にもビビットピンクのファブリックを搭載。
GEL-LYTE IIIのロゴはゴールド。
散りばめられたピンクのしぶきの上に、金色で描かれたGEL LYTE IIIの文字が浮かぶ。
GL-IIIのアイコン スプリットタン
今回コラボモデル選ばれたのは、大人気シリーズでコアなファンが多いGEL-LYTE III。
KITHの創業者ロニー・ファイグはGL-IIIの愛好者としても有名ですね。
GEL-LYTE IIIの特徴は、各部位のパーツの多さと丸みを帯びたシルエット、asicsのお家芸であるゲルを搭載したソールによるクッション性の高さ。
そしてGEL-LYTE IIIの最大の特徴である「スプリットタン」は勿論健在。
GEL-LYTE IIIのアイコンとして、縦にザックリと割れたシュータンが、独特な形状を持つ足首一体型のシュータンとして抜群のフィット感をもたらします。
中央からサックリと2つに別れたシュータンは、ベロズレの懸念が無く、足を包み込むようなフィット感を与えてくれます。
New Balanceの″袋縫い″の逆バージョン的な、こだわりの形状。
独特のシルエットと履き心地を生み、多くのファンを虜にするポイントでもありますね。
これ、実は今回のスニーカーフリーカーコラボモデルのテーマの肝ではないかと個人的には考えていて。
スプリットタンという言葉はもともと、舌先が二股に割れた「蛇の舌」を表しているのです。
どちらの着想が先かは分かりませんが、ヘビをモチーフとしたタイガースネーク × GEL-LYTE IIIというコラボモデルに深みを感じる訳です。
そう考えると、タイガースネークという毒蛇をモデルにした今作のコンセプトとマッチしたGEL-LYTE III特有のスプリットタンにも、より一層の愛着が湧こうというものです。
コンセプトが緻密で、今回ゲットしたいと思わされた大きな理由だったりします。
サイズ感として、GEL-LYTE IIIは基本的に細身でタイトな造りになっているので、通常のスニーカーよりもハーフサイズ~ワンサイズアップがお決まり(NewBalanceなどの細身のスニーカーと同等か、さらにハーフサイズアップ程度)。
ジャストめに履くとスプリットタンから足の甲部分がガバッと除きがちで、それが筆者はあまり好きではないので、シューレースをギュッと絞れるサイズ感をオススメしたい。
レザー素材とリフレクター
今回のコラボモデルは、アッパー素材にコブラが潜む砂漠をイメージさせるサンドベージュを採用した上質なレザー素材。
人気のウィートカラーをベースに、随所にみられるレザーの「シボ感」により独特の表情が生まれています。
履き心地はとても柔らかく、それでいて本革らしいズシッとした重量も感じる素材感。
サイドのアシックスストライプ(メキシコライン)は、外側がライトベージュ、内側がピンクという2色使い。
目を惹くピンクのリフレクターがアクセントとして配置。
シューレースには同色のベージュの他に、淡いピンクベージュのシューレースも付属しています。
左が元から通してあったアッパーと同色ベージュのシューレース、右が付属のピンクシューレース。
どちらもアッパーへの色馴染みは良いのですが、何か別のシューレースも似合いそうという思いがフツフツと。ちょっと遊びの効いたシューレースでも探してみようと思ってます。
※GETABACO製のロープレースに替えたり、ダイソーのリフレクターシューレースに替えて遊んでみました。ダイソーシューレースは意外にも大穴で、ガシッと感と紐の太さがしっくりくるという結果に。
まとめ
GEL-LYTE III タイガースネークは、総じて満足度の高い一足。
質感、カラー共にこだわりが感じられてかなりの秀作です。
今後履き込んでいく上で、傷や汚れ、シワが入る過程もいい味になっていきそうな予感がしています。
さて、スニーカーの造りそのものには全く不満は無いのですが、ただ一つだけ少し残念なのがスニーカーの入っているボックス。
本来はTigerSnake専用のボックスがあるのですが、ゲットしたこちらのTigerSnakeが入っていたのはノーマルのアシックスタイガー箱。
この専用のボックスは、Sneaker Freaker直の限定販売のみに付いています。
Alexander Heirという独特のタッチが人気のアーティストとのコラボパッケージだっただけに、出来れば限定ボックスもゲットしたかったのですが、気づいたときには既に申し込みが終わっていたのですよね……
TigerSnake自体は、メルカリなどの二次流通にも出回るとは思いますが、限定ボックス付きだと勘違いしているとトラブルにもなりそう。
二次流通で購入する際は念のため確認をとった方が良いと思います。
概ね出回るのは通常ボックスの方だと思っていた方が無難でしょう。
と、何はともあれTigerSnake本体は無事にゲット出来たのでオーケー。
GEL-LYTE IIIの秀逸カラーを楽しみたいと思います。
ではでは。