数あるスポサンブランドの中から、Chaco(チャコ)のサンダルに決めた理由。
スポサンブランドまとめ記事も書きましたが、夏本番に向けたスポサン選びの参考になれば。
抜群のフィット感と履き心地の良さに関して、満足度がかなり高めなChaco(チャコ)のサンダルを一度は試してみてほしい。
スポサンブランドまとめ記事でも紹介したように、6月のうちの半分以上は上記記事でピックアップしたブランドのスポーツサンダルを毎日眺めるような日々を過ごしていたわけですが、迷いに迷った挙句先日ついに購入。
最終的な購入の決め手の一つとしてコラボモデルオリジナルのテキスタイルを使用しているということもあるのですが、コラボモデルであることを抜きにしてもChacoのサンダルそのものが非常に優秀!
今回はまとめ記事のおさらいも兼ねて、Chacoのサンダルについて見ていきましょう。
Chaco(チャコ)サンダルの魅力について
まずはChacoサンダルの特長から。
Chaco(チャコ)は、アメリカのコロラド州生まれ。ラフティングガイド(川下りガイド)をしていたマーク・ベイガンによって創業されました。
当時売られていたアウトドア用フットウェアに満足できなかったことをきっかけに、靴職人として働いていた過去の経歴と知識を生かして自らサンダルを作ることに。
初期に作成したサンダルが口コミから広がって話題を呼び人気を獲得するに至ったわけですが、ストラップの形状や張り替えのできるソールなどの特徴は、今日に至るまでのプロダクト造りの基礎として当時からすでに完成していました。
- Fit(フィット性)
- Comfort(快適性)
- Support(サポート性)
- Performance(性能)
以上の4つを理念として掲げ、今では整形外科医の監修を受けながら人間工学に基づいたアプローチで商品開発を行っていたりします。
グリップ力を象徴するゲッコロゴを掲げる
Chacoのロゴであると「Gecko(ゲッコ=ヤモリ)」は、ホワイトウォーター(流れの激しさを表す白波)の中でも高いグリップ力を発揮する象徴して掲げられています。
また、Chacoの最大の魅力であるのが製品の耐久性です。
公式サイトには10年履き込んだサンダルの写真が掲載されていますが、実際に10年以上愛用しているというユーザーの声も多数見受けられます。
サンダルに限らず、フットウェアの耐久性の難点のひとつとしてアウトソールの減りが挙げられますが、Chacoのサンダルはソール自体が高い耐久性を備えているのはもちろんのこと、ソールとウェビング(ストラップ)の有償交換も行っています。
この交換サービスは、
- Chacoユーザーが愛着を持った商品を永く使うことが出来る
- ゴミ削減効果で環境にも優しい
という、自然と共に過ごし誠実なモノづくりを続けるChacoというブランドの企業姿勢をよく表していると言えるでしょう。
耐久性の高さという安心感は、世界を旅するバックパッカー御用達ブランドであるという事実からも説得力がありますし、長旅に適した履き心地の良さとの両立があってこそだと思います。
Chacoサンダル Z1 CLASSIC
ここからは今回購入したChacoとglamb.のコラボモデルGaudy sandals by Chaco(ガウディサンダルバイチャコ)について。
ベースモデルはチャコサンダルの定番であるZ1 CLASSIC。
箱を開ける前からChaco特有のずっしりとした重量を感じとれます。
箱を開けると、コラボオリジナルカラーのソールがチラ見え。
ストラップ調整の説明書付き
Chacoのウェビング(ストラップ)は、サイズ調整の仕方が独特。
イラスト付きの説明書きもついています。
Chacoのシリーズの中でも代表的な定番モデルであるZ1/CLASSICをベースに、glambらしさが現れたGaudy textile〈ガウディテキスタイル〉を施したデザイン。
鮮やかに配されたパッチをつなぎ合わせることで表現したポップさをジャガード織りに落とし込んだデザイン性の高さが感じられます。
サイズ調整が独特
Zシリーズはストラップがひとつなぎで作られており、個々人の足に合わせてフィット感を調整可能。
一度自分の足にしっかり合わせてしまえば、履くたびに調整しなければいけないような煩わしさもありません。
この点は非常によく考えられた造りになっており、フィット感がありながら脱ぎ履きも良好。
スニーカーなどと同じように、調節済みのベルトのヒール部を人差し指でクイッと引っ張るだけで簡単に脱ぎ履きできます。
またオープントゥの造りであるためソックス履きも可能。
Chacoブランドのサンダルに共通して、ストラップの素材にはポリエステルを採用しています。
速乾性に優れており、汗の影響や急な雨、水周りでのイベントが多い夏に最適な素材選び。
汚れがひどくなれば丸洗いも可能でガシガシいけます。
聞くところによると、洗濯機に突っ込んで丸洗いも可能とのこと。(なんとメーカー公認の洗い方)
このあたりのタフさが、バックパッカーをはじめとした旅行者に人気の秘密と言えるのかもしれませんね。
ただし、そのまま放り込んでは洗濯機の方にダメージがいきそう…ということで、もし試すなら洗濯ネット必須。
サイズ感
サイズ選びに関しては、通常履いているスニーカーサイズのハーフサイズダウンをチョイス。
もともとChacoのサンダルが1センチ刻みのサイズ展開であることと、サンダル自体がやや大き目の造りであることがその理由。
購入したものより更にサイズ上の物をチョイスしていた場合は、足首で固定するストラップの余りが地面に引きずる予感があります。
足の実寸より一回り大き目のサンダルを履くことの多い筆者ですが、ストラップ構造の関係上、ジャストで履いた方が煩わしさがありません。
医学協会認証取得のフッドベッド
フットベッド(ミッドソール)にはChacoオリジナルのウレタン製フットベッド「LUVSEAT」を搭載。
アメリカ足病医学協会よりAPMA認証を取得しているという、医学会からもお墨付きの足の健康維持まで考えられたフットベッドになっています。
横から見たときのこのボリューム感。
PU素材を用いたクッション性・耐久性に優れ、さらに丈夫で長持ちな製品を実現しています。
サンダルらしからぬ肉厚で硬質さを感じさせるソールが、Chacoサンダル特有の重厚感のある履き心地を生み出しています。
日常の中でも、ちょっとした石ころや段差などでは全く微動だにしない頼もしさ。
ソールの薄いサンダルだと、衝撃がダイレクトに響いて膝が痛くなることがあるのですが、チャコに関してはそのような懸念は全くなし。
街歩きから山や川でのアクティビティまで、どんな場面でもこなしてくれる万能さ。
おまけに足裏のアーチをしっかり支えてくれるので、安定感も抜群です。
オリジナル開発のアウトソール
アウトソールには、Chaco独自開発のソールCHACOGRIP(チャコグリップ)。
Vibram(ビブラム)社のソールを25年間採用し続けていたChacoが、開発に2年の歳月をかけて生み出したというこだわりのアウトソールで、グリップ性・クッション性・対磨耗性に長けたゴツい奴。
街のアスファルトだろうと濡れた岩肌だろうと、滑ることなくしっかり捕らえてくれる頼もしさがあります。
まとめ
夏のアクティビティに大活躍してくれるチャコのサンダル。
梅雨明け前のじっとりとした気候でも、足元は爽やかに保つことが出来ます。
また、急な雨に降られてもウェビングやフットベッドに不快感を感じることなく履いていられるし、乾くのも確かに早く感じます。
濡れたアスファルトでも滑ることなく、奇しくもグリップ力の高さを身をもって経験しました。
購入前の一番の懸念点は重量の重さでしたが、これに関しても実際に足を通してみると全く問題なし。
多くのレビューにあるように、適度な重さがむしろ歩き安さを生んでいます。
『振り子の原理』とはいうものの、これには驚き。
この独特の履き心地の良さは、是非一度体験することをオススメします。
これから履き込みつつ、まずは10年サンダルに育てられるよう大事にしていきたいと思います。
ところで、梅雨時の雨濡れしかり、夏の足元といえば注意したいのがにおい。
せっかくイケてるフットウェアをゲットしても、嫌なにおいをまき散らしていたら最悪です。
精油の爽やかな香りプラスプラチナナノ粒子による除菌・抗菌効果でケアできるモゥブレイの消臭ミストがオススメ。
筆者のオススメはグレープフルーツの香り。
革製品をメインとしたシューズケア用品でお馴染み、信頼のM.MOWBRAY製。
外出前、帰宅後のケアとしてワンプッシュ。
チャコサンダルのフットベッドの場合は、そのまま乾いた布で馴染ませるようにするとオーケー。
抗菌効果を行き渡らせるようなイメージで。
チャコサンなら、あまりにも汚れたらきちんと丸洗いすれば良いし日常のケアにぜひ。
ではでは。