asics(アシックス)のインソール「ゴールドステージ」を購入レビュー。SpEVAを採用した高反発・高クッションモデル
先日、年に一度のお祭りであるAmazonサイバーマンデーセールも終わり、文字通り祭りの後のような心情の今日この頃。
そうは言ってもセール品をなにか買ったのかというと特にそんなこともなかったのですが。
強いて言うならタイムセールに上がっていたプロテイン1kgくらい。
「ミルクティー味」が気になったので。
そしてもう一つ、全くセール品でも何でもない商品でしたが、同じタイミングで買ってみた商品があります。
それが今回紹介するasics(アシックス)のインソール「 ゴールドステージ」です。
一応「野球・ベースボール用」という文言とともに販売されているのですが、正直その他の製品との違いもよく分からないため、最終的には見た目で選びました。このあたりのカテゴリ分けや商品の特徴に関して、asicsさんにはもっとキチンと明確に記載してほしいのですが…。
とそれはともかく、既に購入したものが手元に来たので、実際に触ってみた感触として商品の特徴をお伝えできればと思います。
asics(アシックス)インソール「ゴールドステージ」
製品名 | asics(アシックス)インソール ゴールドステージ |
---|---|
スペック | SpEVA(スピーバ)、PE板、シリコンプリント |
価格 | 1870円(Amazon参考価格) |
asicsインソール ゴールドステージは、SpEVA(スピーバ)という素材を採用しているところが最大の特徴。SpEVAは、通常のE.V.A素材と比較して反発性能が20%アップしているのだとか。これにより足の着地から蹴り出しまでをしっかりサポートしてくれます。
E.V.Aのもともとの特性でもある軽量性・クッション性は維持したまま、反発性能を向上させたというわけです。
裏地側は、青い部分がベースとしてEVA素材になっており、そこにプラスする形でPE素材を配置。
ソフトなクッション性を持つPE製のスポンジを、前足~つま先部分とヒール部分に搭載することで、穏やかな衝撃吸収性を付与してあります。
GEL-LYTE IIIのインソールと比較
標準で装備されているインソールと比較。今回交換するモデルは、ASICS TIGERのGEL-LYTE IIIをチョイス。GEL-LYTE IIIに標準で入っているインソールと並べてみると、足型の形状としてはほぼ同じの模様。
標準インソールはクッション性はほぼ感じられず、表裏ともにツルツル。
表地が滑ることで足が微妙に動いてしまうため、シューズ内での足の踏ん張りがあまり効かないのが悩みでした。長時間歩いていると、足の甲や指の付け根など力がかかる部分に擦れたような痛みを感じることもあります。
ヒール部分は、標準インソールがカップ状に丸みを帯びているのに対し、ゴールドステージインソールはヒールに向かって真っすぐストレートに流れていくような形状。
スニーカーのヒール部に直接つながるような形をしており、この点は他インソールと比べても特徴的だと感じました。
表地の金印字はシリコン製の滑り止め
SpEVAと並んでゴールドステージインソールのもう一つの特徴である表地のシリコンプリント。
足裏の形状・指先への流線に沿って配置されているシリコン製のプリントが、滑り止めの役割を担っています。
こちら、今回ゴールドステージインソールをチョイスした理由のひとつで、滑り止めの機能に対する期待はもちろんのこと、黒地に金色のプリントが見た目的にも映えてかっこいいのと、asicsのロゴがプリントされていることが決め手でした。
asicsのインソールはasicsロゴが入っていない商品も多く、シューズとインソールのメーカーをワンセットとして揃えたい筆者としては、メーカー名が印字されているものの方がより好ましかったためです。
ゴールドステージ使用感まとめ
実際にGEL-LYTE IIIに装着してみると、ボディーカラーとインソールのカラーもマッチしていてバッチリカッコよくなりました。
また、SpEVAのクッション性と反発力もしっかり感じることが出来、足の支えも上々。足運びがよりスムーズにサポートされるようになりました。
なにより、目的のひとつであったシリコンプリントの滑り止め効果が大きく、踏み込み時の足の滑りが改善され、シューズ内で足の擦れも無事に解消されました。
もともと気にいっているGEL-LYTE IIIですが、より一層履き回しがしやすく、ヘビロテ必死の一足に生まれ変わりました。
特に長時間の歩行でも疲れにくくなったのは大きい。これはSpEVAの性能とシリコンプリントの滑り止め機能の二つの効果かなと思います。
これまでNewBalanceのインソールについては書いてきましたが、さすが履き心地に定評のあるasicsのインソールだけあって、こちらもなかなかやるなあという印象です。
asicsの代名詞であるGEL(ゲル)を搭載したインソール「ファブレ 中敷きα」も気になるのでいつか試してみたいと思います。表地にasicsロゴが入っていないのが気になるところではありますが…
今回改めて感じたことではありますが、インソールは、採用している素材のクッション性能ももちろん大切ですが、表地の素材もかなり重要です。NewBalanceのインソールでナノフロントの防滑効果を体験して以来、最も重視しているといっても過言ではないかもしれません。
その点、シリコンプリントで構成されたアシックスインソールの滑り止め効果も、必要十分な機能を備えているといって良いでしょう。買って損なし。
ではでは。