プレミアムなフルグレインレザー仕様。adidas スーパースター80’s RECON/リーコンをレビュー
先日紹介したadidas SUPERSTAR WS1。
adidasの超定番モデルのスーパースターにデコンストラクティブ=脱構築的な要素を加えた名品だと改めて思います。
こちらのモデルを購入したことでadidas&スーパースター熱が高まってきた!
奇しくも今年はスーパースター発売50周年。
というわけで今回は、プレミアムなフルグレインレザー仕様のスーパースター80’s RECON/リーコンをレビューします。
ストリートクラシックの決定版!アディダスのスーパースターとは
adidas Originals(アディダスオリジナルス)から販売されているスーパースターは、言わずと知れた超名作スニーカー。
クラシックなストリートスタイルの定番アイテムとして、高い認知度を誇っています。
(アディダスオリジナルスとは、adidasのファッション性を重視したアパレルラインのこと)
スーパースターには、一般的に通常版と廉価版の2種類があるとされていて、見分け方としては
- ソールの色
- シェルトゥの模様
- アッパー素材
の3つに注目。
特にソールの色とシェルトゥを見れば違いが一目瞭然。
80’sモデルが黄色味がかったヴィンテージ調の素材感であるのに対し、廉価版は真っ白なソールに細かい模様の入ったシェルトゥ。
時々80’sモデルでも真っ白なソールを採用していたりしますが、シェルトゥに関してはオンライン上の画像をアップにしても判別できる模様が廉価版にはあります。
↑上が80sと呼ばれる復刻版(高級版)のシェルトゥ。
↓下が手に取りやすい価格帯の廉価版シェルトゥ。
筆者の好みとしては、この模様入りシェルトゥはあんまり好きじゃないのですよ。
ただし、一般的に80’sモデルと廉価版モデルと区分されていながら、最近では80sモデルに関しても定番アイテムなだけに比較的セール価格になりやすく、場合によってはそれほど価格差が無かったりするのが現状。
また、同様の上記の廉価版用とされているホワイトのシェルトゥが高価格帯モデルでも採用されていることもあるので、モデルごとの境目が無くなってきている様な印象です。(逆に言うと廉価版を買うメリットも薄れている)
履き心地に関しては、80’sモデルの特徴として通常モデルよりも若干細身仕上げなサイズ感であることもポイント。
これによって足が包み込まれるようなジャストフィットな仕上がりで、ローテクスニーカーながら履き心地も最高。
NIKEやNewBalanceほどではないにしろ、サイズ選びとしては足長の実測からハーフサイズアップ(NIKEやNewBalanceなど細身のスニーカーからはハーフサイズダウン程度)くらいを目安に選ぶと失敗しにくいかと。
スーパースターリーコンの特徴
今年生誕50周年を迎えるスーパースターの特徴でいうとモデルによって細かい違いがあったりするのですが、今回は実際に購入したSUPERSTAR 80’s “RECON"の特徴について見ていきましょう。
スーパースターリーコンとは、adidas定番スタイルとしての特徴は引き継ぎつつ、よりスペシャルな仕様にアップデートしたモデルになっています。
RECONの意味するところが明記されていないので不明ですが、Reconstruction(リコンストラクション)=再構築の略かな?(曖昧)
- 高級感のあるアッパー素材
- 細身に作られたシルエット
アッパーにはより上質な素材を使用し、シルエットも細身に作られているので、コーデを足元から引き締めてくれる効果があります。
アッパー素材
アッパーにはプレミアムなグレインレザーを採用。
繊維が細かく耐久性に優れ、より高級感が感じられる仕様になっています。
キメのある光沢感。
履き心地もどこかしなやかで、丈夫でありながら柔らかさも感じさせる履き心地。
革本来のナチュラル質感を楽しむことでき、履き込んでいくことで経年変化も味わえる上質なレザーです。
スリーストライプ
adidas スーパースターのアイコンとして名高いスリーストライプはフェルト製。
後方にはadidas SUPERSTARの文字が型押しされています。
ソール&シェルトゥ
ソールとシェルトゥには復刻版でお馴染みの黄色がかったゴム素材を採用。
クラシック感の強い、味のある仕上がりに。
ホワイトのアッパー、ブラックのスリーストライプ、オフホワイトのソール、の3つのコントラストが“ザ・スーパースター"として定番中の定番カラーですね。
インソール
ヒール部分のクッション性が高いインソール。
「THE BRAND WITH THE 3 STRIPES
DIE WELTMARKE MIT DEN 3 STREIFEN
LA MARQUE AUX 3 BANDES」
アディダス=スリーストライプス(三本線)だよ!と、アイコンに対する主張強めなアディダスお馴染みの文言がプリントされています。
クッション性も確保されていて、足運びも楽にこなせます。
ヒールパッチ
通常のスーパースターではトレフォイル(三つ葉)がプリントされているヒールパッチも、RECONモデルでは無地。
より洗練され、ミニマルなデザインに仕上げられています。
アイコニックな装飾を抑えることで、大人が履くのにふさわしいスーパースターといった様相。
シュータン
スーパースターでは、金色の文字でロゴがプリントされた通称“金ベロ"と呼ばれるシュータンが人気ですが、今モデルではブラックのロゴ。
ロゴそのものを廃したヒールパッチと相まって、とことんシックな装いに統一されています。
クラシックなスーパースターのイメージをより強調しているようにも思えますね。
adidas Originals SUPERSTAR 80’s “RECON(リーコン)" まとめ
前回購入したスーパースター WS1に触発されて、数年ぶりに手にした定番モデル スーパースターの高級版。
ベースが普遍的な人気を誇るモデルということだけあって、間違いのない満足感です。
シューレースはATHRETIC SHOELACE(アスレチックシューレース)に交換したので、標準装備の白紐よりもソールの色と親和性が高く、レトロな雰囲気が増し増しでいい感じです。
やや細身な造りになっていることで、野暮ったくならないのもGOOD!!
スーパースターといえば、RUN-DMCの"シューレースレス"がもはや伝説的ですが、紐無しモデルや50周年記念としてRUN-DMCモデルが発売されていたりするのでこちらも要チェック。
adidas熱が冷めやらぬままに、スーパースターのみならずアパレルにも波及しています。
90年代テイストの「セレブレート90sブランデッドパーカー」。
三本ラインの代わりにブランド名を配したデザイン。
フレンチテリー素材で触り心地も良し。
足元の大きなホワイトトレフォイルが特徴的な「ビッグトレフォイルトラックパンツ」。
ナイロン100パーセントのシャカパン。
今ガンガンセール価格になっているのでついつい手が出ちゃう。
adidasマイブームはしばらく続きそう。
ではでは。