極太ワイドデニムの決定版。Needles(ニードルズ)のヒザデルパンツ12オンスデニムがAラインコーデの主役
ブラックフライデーの期間に購入したNeedlesのヒザデルパンツ 12オンスデニムバージョン。
ヒザデルパンツのサイズ感や種類については、以前の記事でも解説しています。
筆者の好みとして、基本的にはミリタリーファティーグパンツやBDUモデルが好きだったりするのですが、今回紹介するのはデニム。
というのも、たまたま目にしたヒザデルパンツのデニムモデルが、筆者がむか~しに履いていたワイドデニムにそっくりすぎて懐かしさが爆発してしまいました。
自身のアイコン的に毎日のように履いていた当時のお気に入りのデニムは、ヒザが抜けるどころか擦り切れて穴があくほど履き込んで泣く泣く卒業したデニムだったのです。(倉庫を探せば確かまだどこかに眠ってるはず… いつかリメイクでもして、とか思いつつ。)
最近は少しキレイめなシルエットのデニムばかりが手元に残っているなあ~と気づかされた瞬間でもありました。
セリーヌのエレファントデニムをはじめ、ビッグシルエットのデニムにも注目が集まっている昨今。
懐かしさと新鮮さが融合したデニム版ヒザデルパンツをご紹介したいと思います。
Needles(ニードルズ)のヒザデルパンツ 12オンスデニム
Needles(ニードルズ)のヒザデルパンツは、デニムも他モデル同様毎年リリースされていますが、どちらかというとライトな生地であったりペインターパンツ風のデニムのイメージが強く、アタリの入ったレギュラーオンスのデニムというイメージはあまりありませんでした。
しっかりとした生地感とヒザデルパンツ特有のボリューム感は、まさにAラインコーデの主役にふさわしいボトムス。
通年使いしやすい12オンスのデニム生地を採用
一年を通して使いやすい12オンスのレギュラーデニム生地を採用。
洗いをかけたウォッシュドデニムです。
ユニクロUのセルビッジデニムが13.5オンスなので、それよりは若干ですが薄めの生地になりますね。
通常10~15オンスがレギュラーオンスとされていて、10オンス以下をライトオンス、15オンス以上をヘビーウェイトオンスと呼ぶのですが、12オンスだと適度な厚みを持ちつつ履きやすさも兼ね備えた生地感。
全体的にヴィンテージ風の加工が入っていて、色落ち具合もイイ感じ。
ダーツ加工が立体的な表情を演出していてカッコいいのです。
バックのディティール
バックにも当然加工入り。
ヒップに施された色落ち感や、ヒザ裏にうっすら入ったハチノスが履き込んだ雰囲気を演出。
ボディサイズに対してやや浅めで小ぶり、ステッチングも無いシンプルなバックポケットは、ワーク感やカジュアル感を抑え、上品さを醸し出しています。
ポケットに付いているNロゴワンポイントの赤タブがアクセントに。
ウエストドローコード
ヒザデルパンツに共通したウエストドローコード。
ワイドなパンツだけに、ウエストのフィット感が調節できるのは地味に嬉しい機能。
メタルボタンもNeedlesのロゴが入ったオリジナルボタンを採用。
ヴィンテージ風のダメージ加工
ポケットをはじめ、随所にみられるダメージ加工が味のある表情に。
ちょうど昔履いていた例のデニムも、最後はもっと擦り切れてたなーとしみじみ。
裾に入った色褪せとパッカリングもしっかりと再現。
欲を言えば、裾にもドローコードを仕込んでシルエットが変化する仕様だとなお良かった。
昔履いていたデニムは、ワイドなサルエルっぽいバルーンシルエットで裾にリブのあるモデルだったので。
完全に筆者個人の懐古の情ですが…
ウエストと裾に入ったダーツ処理
ヒザデルパンツの最大の特徴といえばフロントの大きな膨らみ。
その肝であるダーツ処理がウエストと裾に施されています。
立体的な表情を与える技ありポイント。
このような大胆かつ繊細なディティールがヒザデルパンツ独特のシルエットを生み出しているわけです。
シルエットだけでなく見た目にもはっきり主張していて、デニム地との相性自体も悪くない。
まとめ
個人的に昔を懐かしむために購入したヒザデルパンツ。
一周回ってトレンドライクなコーデの主役級極太シルエットのデニムを楽しめます。
もちろんアイテム自体が非常によくできているシリーズであるため、実際に着用した際の満足感も申し分ありません。
12オンスというオールシーズン着用しやすい生地厚なので、また穴があくまで履き倒したいと思います。
さすがに真冬のワイドパンツは一枚では隙間風が寒いので、メリノウールのタイツとセットで着用。
NeedlesつながりでDr.Martensのチェルシーブーツと合わせて楽しむも良し、ホカオネやUGGなどの厚底スニーカーに合わせるもよし。
一本あるだけで相当楽しめますね。
ではでは。