【ネタバレ】Dickies(ディッキーズ)の福袋を開封レビュー。2021年版の気になる中身を大公開
2021年に購入した福袋は2つ。
前回ジョンブルの福袋の記事を書きましたが、今回開封する福袋はDickies(ディッキーズ)の福袋。
今年はあくまでもワーク&ミリタリーな気分なのです。(今のところ)
ワークで福袋ならDickies有りじゃない?くらいのノリで注文していました。
今季ZOZOで販売したDickies福袋はパンツ推し。商品説明に「Dickiesといえばパンツ」の文言が入ったパンツ中心の福袋ということで期待値が高まる。価格は8,800円(税込)。
早速レビューしてみたいと思います。
ワークウェアの老舗 Dickies(ディッキーズ)
Dickies(ディッキーズ)といえば、言わずと知れたアメリカンカジュアルワークウェアの老舗。
ディッキーズの代表作であり、ワークパンツコーデの定番中の定番である「874」をはじめ、ワークブランドならではの素材感とシルエットが魅力のブランドです。
スタイルとしては太パン・ゆったりシルエットがお決まりですが、ストレッチのきいたスキニーのような細身のアイテムも展開しています。
今回は福袋ということで、定番商品は入っているのか?定番以外のアイテムでどれだけ惹きつけられるか?がポイントかなと思っています。
アイゼンハワージャケット
まずはアウターカテゴリとしてアイゼンハワージャケットが登場。カラーはダークブラウン。
アイゼンハワージャケットとは、第二次世界大戦時にアイゼンハワー将軍主導のもとにデザインされた軍服ジャケットが元ネタ。
現在でも、官民問わず様々な場所で「制服」として採用されていたりします。
ディッキーズのアイゼンハワージャケットといえば、最近でも何かと話題のカニエ・ウェストが874パンツと合わせて着用したことで注目を浴びました。
ワーク要素とミリタリー要素を兼ね備え、フォーマル感も出せるという字面だけで見たら全部入りみたいなジャケット。
裏地がキルティング仕様。
ディッキーズの定番ポリコットン混生地「T/Cツイル」の厚手で密度の高い生地感と相まって、防寒性も悪くなさそう。
ところどころの縫製の甘さはご愛嬌。裏地の品質タグの端を巻き込んで縫ってあったのにはさすがに笑いましたが…
色味が汎用性の高いダークブラウンということもあって、このアイテムに関しては当たりと言って良いでしょう。
幸先良し。
ローライズ ナローパンツ
定番の太パンではなく、より現代的に絞った細身シルエットのチノパンツ。カラーはブラック。
ローライズ仕様、コットンにポリウレタン混紡のストレッチがきいた素材。
いたずらに細いわけでもなく、裾に向かってややテーパードしている様な造りになっていて、履き心地も悪くないです。
腰裏のロゴプリントが赤に変更されている仕様なんですが、どうやらジーンズメイトの完全別注品のようなのです。
カラーもオンライン上では完売しているブラックで、よくぞそんなパンツを引っ張り出してきたなと。
特殊性ということで福袋のアイテムとしては悪くないと思います。ディッキーズの福袋を買う人にとって、874などのド定番アイテムは既に何本か持っている可能性も高いですし。
別注品ということであれば被る可能性もかなり低く、奇抜性が無くバランスの良いアイテムと言っていいでしょう。(あとはジーンズメイトという名前にアレルギーが無ければ)
アウターとパンツの合計が13,000円位なので、この時点で既に元はとっている計算になりますね。アイテムの種類的にも悪くない。
ビッグロゴスウェットパンツ
Dickiesのどデカいロゴが入ったスウェットパンツ。カラーはヘザーグレイ。
シンプルな薄手の生地で、リブに向かって絞った形のジョガーパンツシルエット。
ウェストのドローコードはDickiesのブランド名が全面にプリントされたゴム素材。
ビッグロゴTシャツ
DickiesのビッグロゴTシャツ。カラーはブルー。
ブランドの定番ロゴT。カラーの組み合わせが「スーパーマン」風。
最近ではシンプルな小さ目ボックスロゴが主流なので、どことなく古き良きアメリカンヴィンテージを思わせる雰囲気。
鮮やかなブルーとデカめのディッキーズロゴという昔ながらのTシャツが、着古して色あせた20年後の姿を想像させ、なんだか妙に気に入ってしまいました。
カラーパンツ
最後は福袋開封あるあるの派手色アイテム。
開封時にこちらのパンツがチラ見えした際、「細身のカラーパンツ?福袋によくあるハズレアイテムじゃん」と速攻見切りをつけ後回しにしたのですが、いざ開けて見ると
スキニーじゃなくてショートパンツでした。
このアイテム、良い意味で裏切られました。
「細身のカラーパンツ」ならば全くいらなかったけど、ショートパンツなら話は別。派手なカラーもショートパンツならむしろベストマッチ。
中途半端なカラーよりもヌケ感の演出に最適。
色使いにも「適材適所がある」と改めて思わされました。
ワークディティールを備えたルーズシルエットで、丈感も短すぎずバッチリ好み。
実は筆者はショートパンツを一切履かないのですが、こちらに関してはせっかく手にしたものだし履いてみようと思えるアイテムでした。
昨年からは家着需要としても大きな盛り上がりを見せるトレンドのショートパンツということもありますが、なにより実際に履いてみてしっくり来過ぎました。カラーもライムイエローという黄緑っぽい絶妙な色味。派手色なのに嫌味になりすぎず、シンプルなTシャツにも合います。
普段なら絶対に手にしない色と形ですが、この出会いは福袋ならではの醍醐味を味わえました。
色違いも買うかも。これまでショートパンツには見向きもしなかったのに。
Dickiesの福袋 まとめ
今回購入したディッキーズの福袋は、総じて満足度高めです。
商品価格の割安感、定番の素材感、着回ししやすいアイテム、福袋ならではのセレンディピティ(幸運な偶然の出会い)とほぼ文句なし。
強いて言うなら、ナローパンツとショートパンツの捉え方で評価が分かれる可能性はありますね。
「定番の874をとりあえず入れておいて、ショートパンツは無難にカーキかベージュあたり」という福袋の組み方もありだとは思いますが、だとしても筆者は今回の方が好き。
思いのほかショートパンツの色と形を気に入ってしまったということもありますが。
来年の福袋購入の際の参考になれば幸いです。
ではでは。