<景品表示法に基づく表記> 当サイトでは記事内に商品プロモーションを含み、クリック型広告・アフィリエイト広告を通じて収益が生じる場合があります。

ZOZO×Levi’s「512 SLIM TAPER FIT」マルチサイズをレビュー

2020年3月31日

先月の発表直後から気にはなっていたもののすっかり存在を忘れていたZOZO×Levi’sのコラボ。

デニム界のトップを走るLevi’sがマルチサイズで展開を開始した「512 SLIM TAPER FIT(スリムテーパーフィット)」をようやく購入したのでレビューします。

512 SLIM TAPER FIT 赤タブ

ZOZOとLevi’sが協業

Levi’s 512 SLIM TAPER FIT(スリムテーパーフィット)は、今年2月に発表されたZOZOとLevi’sの初コラボのアイテム。

ZOZOSUITを配布したことで獲得した100万件以上の体型データをもとに展開するZOZO「マルチサイズ」に対応し、メンズ36サイズ、レディース28サイズの計64サイズの用意があります。(レディースラインはDAD JEANSモデル)

ZOZOのマルチサイズは、これまでも様々なブランドのアイテムを展開してきましたが、ここへきてLevi’sのアイテムが導入されたことは満を持してという感があります。

もともとマルチサイズの前身であるZOZOSUIT PB(プライベートブランド)時代より、デニムに対する力の入れ方は明らかでした。

ある種「ユニクロのデニム」に対する挑戦的な意味合いもあったのかもしれません。

ZOZOSUIT PB時代のデニムはに関しては、素材・ディティールの凝り方であったり、各部位のサイズの微調整が出来たりと割と好きだったのですがね…

Levi’s 512 SLIM TAPER FITのディティール

512 SLIM TAPER FIT 正面

Levi’s 512 SLIM TAPER FITの特徴は、体のラインにピタリと合うスリムデニムであること。

膝から裾に向かってギュッと絞られたスキニー調の細身なスタイルですが、腰回り~ヒップは適度にフィット感のあるテーパード型のため、履き心地の良さと綺麗めスタイルを両立させています。

スニーカーにも相性よし。

おまけに伸縮性のあるストレッチ素材を採用用していることで、動きやすさも確保。

ローライズ仕様

512 SLIM TAPER FIT フォルム

股上浅めのローライズ仕様なので、野暮ったくならずスッキリとした印象を与えます。

スキニーやテーパードなどの細身に絞ったパンツは、綺麗め or カジュアルどちらのスタイルにも合う万能選手なので、1本持っているだけでコーディネイトの幅が広がりとっても便利。

3色のカラー展開

512 SLIM TAPER FIT ストレッチ素材

カラー展開はブラック、ダークインディゴ、ワンウォッシュの3カラー。

今回は細身デニムの定番であるブラックをチョイスしました。

ジッパーフライ

512 SLIM TAPER FIT ジップ

前立てはジッパーフライ。

ブランド刻印の無いジップが使われています。

ポケット裏のプリント

512 SLIM TAPER FIT ポケット裏プリント

ポケット裏にはLevi’sデニムお馴染みのプリント。

バックスタイル

512 SLIM TAPER FIT ヒップアップ

ヒップポケットに赤タブ。

この赤タブ、コラボモデルに限らず極まれに「R」のみ書かれたタブが紛れ込むことが有りますが、これは「赤タブ」そのものが商標登録されているということを示す公式仕様。

Rタグの方が出回る数が少ないため、「当たり」「レア」とされていたりします。

また、ウェストのパッチはブラックカラーのみ黒パッチを採用した「オールブラック」仕様となっています。

512 TAPER FIT マルチサイズの履き心地

実際の履き心地の前に、まず今回チョイスしたマルチサイズは、データ上のマイサイズよりも1サイズダウンをチョイスしました。

これは、これまでZOZOで購入してきたパンツの数字・履き心地を考えた時にウェストサイズが若干大きいかなという予測がついたことと、512のシルエットに関しては多少キツめでも可能な限りジャストサイズで履きたいという思いがあったため。

結果的に概ね想像通りのジャストサイズで履くことが出来ました。

股下丈のみもう少し長めが希望だったけれど。

さすがにもともとがLevi’sの人気モデルと言うこともあって、素材感・シルエットは申し分なし。

ストレッチ素材なので、タイト目なサイズ感のチョイスであっても動きやすさと履き心地は確保されています。

不満点は、ZOZOらしさが皆無であるということ。

せっかく世界的なデニムブランドとのコラボなのに、あくまでもサイズに関するビッグデータの提供のみという印象。

PBのようにとまではいかないまでも、どこかしらにZOZOらしさが無いとやはりインパクトに欠けます。

「裾直しがいらないため、本来のシルエットを崩すことなく自分サイズをゲットできる」というのがマルチサイズの意義らしいが、ぶっちゃけそこまで考えてアイテム選びする人がいるのかな?と。

またマルチサイズの弱点として、ZOZOSUIT時代にあった「各部位ごとのサイズ微調整」が効かないこと。

例えば今回のようにウェストサイズのみが気になる場合、単純なサイズのアップダウンでは他部位のサイズも変わってきてしまいます。

本来それが当然と言えば当然なのですが、ジャストな着心地からは少し遠ざかるし、そもそも毎回自分でサイズのアップダウンを選んでいたのではマルチサイズの意味も薄いと感じてしまう。

わざわざZOZOで買うという動機にはなりづらいかなと。

ZOZOMATでも感じることですが、サイズ問題って難しい。

ZOZO×Levi’s マルチサイズまとめ

アイテムに関する大きな不満点は無いです。

ベーシックな綺麗めデニム。

ザ・定番シルエットのアイテムを裾上げ無しで買えるよ、ということで逆にインパクトはそこまでないですね。

「本来のシルエット」にこだわらないなら裾上げ有りのユニクロでもいいのでは?とも思わされますが、あとはマルチサイズとLevi’sという名前にどこまで価値を感じられるかというところでしょうか。

最近再びトレンドの波が来ているブーツカットのように、裾もとにハッキリシルエットが生まれるようなモデルだとメリットも大きくなるかな?

コンセプト的には、ディティールにこだわりが感じられるPBラインの方がまだ好みです。

ちなみにZOZO PBのデニムは今セール価格980円で売られてました。

期間は不明ですが売り切れ次第終了かな?

マルチサイズ未経験なら、サイズ感を知るためと言う意味でも一本買ってみると良いかも。

ではでは。

スポンサーリンク