日清の完全食「All-in PASTA(オールインパスタ)」を食べてみた。
先日のツイート
日清の完全栄養食「All-in PASTA(オールインパスタ)」届いた!
— あすき@モノズキ.com (@monozuki_online) April 7, 2019
発売日の3月27日に注文。
その翌日に、予想を上回る注文数の影響として出荷遅延の連絡。4月3日以降順次発送。
公式HPによると、現在在庫切れのため4月中旬出荷予定とのこと。
人気っすなー。#日清#allinpasta#完全栄養食pic.twitter.com/Qw4hFxyXOp
3月27日に発売となった、日清の完全栄養食パスタAll-in PASTA(オールインパスタ)。
「完全栄養食」に以前から馴染みのある筆者しては、これは試さずにはいられない!ネットでの発売と同時に即購入してみました。
独自技術である「栄養ホールドプレス製法」という「え?コールドプレス製法??(冷温圧搾)」的なネーミングがなんともキャッチー。
公式HPによると予想を大幅に上回る注文が入っているということで、現在は予約注文のみの4月末発送予定。一般販売は4月26日からとのこと。
発売と同時に購入した筆者の手元に商品が届くのにも約10日ほどかかりました。
かなりの注目度を感じますね。
※追記
発売から二か月経過した現在では、通常商品と同様に滞りなく注文できるようです。今現在でリピーターがどれだけいるのかが気になるところ。追記了
今回は、ようやく手元に届いたオールインパスタの実食編です。
完全栄養食とは
オールインパスタは、食品業界最大手である日清食品さんから満を持して発売となった完全栄養食。
完全栄養食とは「一日に必要とされる栄養素を過不足なく摂取することのできる食品」のこと。
(明確な定義は定められていませんが、一般的には上記もしくはそれに準拠した認識のもとに作られた製品の総称。)
現在発売されている完全栄養食は、
- ソイレント(アメリカ)
- COMP(日本)
- ベースパスタ・ベースブレッド(日本)
などがあります。
ソイレント、COMPはパウダー状、ベースパスタ・ベースブレッドはそれぞれパスタとパン。
今回日清さんで発売となったのはパスタとのことで、ベースパスタを意識しているのは間違いないでしょう。
オールインパスタが発表された際には一瞬「ベースパスタとタッグを組んだのか?!」と思いましたが、どうやら日清さんの独自開発の模様。
ベースパスタの製造・販売元であるベースフードさんからも公式にリリース出てますね。
→「日清食品 All-in PASTA」に関するお問い合わせについて
かなりの問い合わせがあったのでしょう。
大手食品会社の日清さんとしては、全く手を付けないわけにもいかない領域、といったところでしょうか。
All-in PASTAをカップで実食
今回発売になったAll-in PASTAのパスタソースは、ボロネーゼ、ジェノベーゼ、アラビアータの3種類。
麺とソースは基本別売りで、初回限定5食セットにパスタソースが2食分おまけで付いてくる。
カップに麺とソースがセットされた「カップパスタセット」も用意されています。
まずは今回、カップパスタセットのボロネーゼを実食してみました。
専用カップを開けると中に麺とソースが入っています。
調理方法はパッケージ横に記載。
記載されているとおりにお湯を注いで待つこと6分。
その間、パスタソースをカップ上部で温めていたのですが、それほど温まった感じは無し。
ソースは別で湯せんなりした方が良さそうです。
6分たったらお湯を切り、ほぐしオイル・パスタソースをかけて完成。ほぐしオイルのガーリックっぽい香りが食欲をそそります。
完成。
実際に口にして見ると、いわゆるインスタント麺によくある「フカフカ」とした食感。
ほんのりジャンクっぽさを漂わせていて、個人的には嫌いではないです。
恐らくインスタント麺を食べ慣れた方なら、比較的違和感なく食べられる食感ではないかと。
ただね。
パスタソースがちょっとしょっぱすぎるかな?と感じました。
あまりにも味が濃くて、麺の味がほとんど分からない。。
ひょっとしたら栄養成分を含有している麺の味に違和感を持たれないように、あえて濃い目に作っているのかもしれないと邪推してしまうほどです。
ともかく食べた後は口の中がしょっぱいボロネーゼの味一色になったのは確か。
パスタソースは別で用意するのが無難かもしれないですね。
まとめ
さすがの日清さん、麺の設計自体は悪くはないと思います。
思いがけずパスタソースが濃すぎて、麺だけで一口食べてみればよかったと後から思いましたが、まだまだたっぷりあるので食べたらまた追記します。
※追記
その後アラビアータ、ジュノベーゼも試しました。一番美味しいと感じたのは意外にもジュノベーゼ。麺とソースの味のバランスが一番しっくり来ました。
やはりというべきか麺単体ではやや苦みやえぐみを感じ、付属のほぐし油が香ばしく麺と絡むことで緩衝材的な役割を担っています。
味としては独特のクセがあるので、人を選ぶのは間違いないでしょう。筆者としては、悪くはないものの、あえて選択肢に上がるかと言われればストックするほどではないかなという印象。大衆向け、コアなファン向け、双方に対して中途半端なポジションに収まっているような気がしますね、現段階では。 追記了
ここへ来て大手が参入してきた完全栄養食市場。これははじまった予感。
日清さんには、是非ともカップヌードル版 完全栄養食を作ってもらいたい。