プロスタイリスト御用達!ティファールの衣類スチーマー最上位モデル「アクセススチーム フォース」は、業界最大クラスのスチーム量が魅力
日ごろの服のケアにおいて今や必須レベルで進化を遂げており、一個あるだけでかなり重宝する衣類スチーマー。
筆者は以前まで、旧型のパナソニック製衣類スチーマーを使っていたのですが、もっとスチーム量の多い新しいモデルに買い替えたいとずっと思っていまして。
同じパナソニック製の衣類スチーマーでもよかったのですが、比較検討しながら、より大容量の衣類スチーマーを追い求める自分に気づきました。
というワケで今回は、数ある衣類スチーマーの中でも高評価を叩き出しているブランドT-fal(ティファール)の衣類スチーマー最上位モデルにあたるアクセススチーム フォースについて書きたいと思います。
コンパクトをウリにする衣類スチーマーも増えている中、こちらは最大クラスの大型スチーマー。
Yシャツから冬物の重衣料コートまで一台でこなせるパワフルな一台です。
ティファール アクセススチームフォース スペック表
業界内でも愛用者が多く、プロの現場でも使われることが多いというティファールの衣類スチーマー。
その誉れ高いティファールの衣類スチーマーの中でも、最上位モデルに当たるのがアクセススチームフォースです。
製品名 | T-fal(ティファール)アクセススチーム フォース |
---|---|
本体サイズ(幅×長さ×高さ) | 13.0×14.1×28.3 (cm) |
重量 | 約1160g / タンク満水時 約1345g |
水タンク容量 | 185ml |
通常スチーム | 平均23g/分 |
起動までの時間 | 約25秒 |
電源コードの長さ | 3m |
特徴 | ターボモード搭載のパワフルスチーマー, スチームボンネット・アタッチメントブラシの2種類のアクセサリー, 自動電源オフの安全装置付き, トリガーロック機能搭載 |
アクセススチーム プラスの後継機モデルに当たります。
旧型と比べて、立ち上がりまでの時間が大幅に短縮されていて、大容量モデルながら30秒以内の起動を実現。
除菌・ウイルス除去(※)から、アレル物質・花粉物質の低減や殺ダニ効果と、衣類に限らず部屋全体のファブリックケアが可能となっています。
(※「外部機関による試験によりスチームを当てた布表面において、除菌(試験は2種類の菌にて実施)、およびウイルス除去(試験は2種類のウイルスにて実施)を確認済み。」T-fal公式サイトより)
アクセススチームフォースを選ぶメリット
ティファールの衣類スチーマーアクセススチームシリーズは、スチーム量を売りにしたラインアップとなっていますが、その中でもスチーム量最大を誇るのがアクセススチームフォースです。
スチーム量が業界最大
まずはなんといってもスチーム量の多さが最大のメリット。
スチーム量が平均23g/分と、ティファールの衣類スチーマーカテゴリーはもとより、数ある衣類スチーマーの中でもトップクラスにスチーム量の多いスチーマーとなっています。
スチーム量がエグい!
その分といってはなんですが、見た目はあまり可愛くない…
本体重量1キロ越えとあって、手に持った際のズシッとくる重量感はなかなかのもので、長時間の使用や女性にとっては少し辛いかもですが、その分パワーはお墨付きです。
コンパクトさとスチーム量・パワーはどうあっても反比例の関係にあるので、使う用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。
ちなみに、筆者がコンパクトタイプの衣類スチーマーで購入候補にあったのはBRUNOのスタイリングハンディークリーナーです。
コンパクトだけど必要十分な性能に加え、とにかく見た目が可愛い。
カラーも豊富な上に掛けて置いておけるという新設設計になっているので、ササッと使いたい時用にこれから買う可能性高めです。
アタッチメントで噴出口の仕様を変えられる
標準のスチーム噴出口は、スチームとセラミック製のヒーティングプレートでしっかりシワを伸ばせる仕様。
ここに付属の2種類のアタッチメントを取り付けることにより、使用感を変えられるのが大きなメリット。
写真左から、
- スチームボンネット
- アタッチメントブラシ
写真左側の「スチームボンネット」は、高温になったヒーティングプレートが衣類に直接触れるのを防ぎ、デリケート素材でもスチームを当てられるようになっているので、デリケート素材のシワを伸ばしつつテカリの防止などにも役立ちます。
写真右側の「アタッチメントブラシ」は、毛足の長いウール素材などの毛を起こしながらスチームを当てられるブラシで、ウールコートや絨毯などをふんわり仕上げることができるアクセサリー。
どちらもスチームを利用する衣類のことをよく考えられていて、アタッチメントを使い分けることでより幅広いアイテムにスチームを使うことが出来ます。
そもそものベースとなるスチーム量が大容量で効果抜群なので、本来の使用感を損ねることなく+αの効果をもたらしてくれるのです。
ウールやシルクなどの天然素材を愛する筆者としては、これらアタッチメントの付属は痒いところに手の届くという意味でも高評価で、アクセススチームフォースを購入する決め手となったポイントでもあります。
付属の説明書にも使用できる素材の記載があるので安心。
基本的に綿・麻以外の天然素材はヒーティングプレートの直当てを避けるようにしましょう。
スチーム量3倍ターボモードを搭載
中央が電源ボタンで、左右にモード選択のボタンが配置。
通常、電源オン時にはデリケートモードが選択された状態でスタート。
電源オンからボタンの点滅が始まり、約25秒後に点滅から点灯に変わればスチーム放出可能に。
手元のトリガーを引けば通常スチーム放出なのですが、ターボモードを選択すると約2秒間3倍量スチームのターボモードを選択することができます。
頑固なシワや厚手の生地でもたっぷりのスチームで一撃です。
ターボモードはスチームの勢いから違う。
頻繁には洗えないようなものにこそ積極的に使いたいので、M-48モッズコートのサテンコットン生地に使って見ました。
モッズコートならではのパッカリングのシワとのメリハリも強調されてイイ感じ。
高温のスチームは除菌・消臭効果も期待できるので、コート類やスーツなどの自宅で手軽に洗濯できないような物にこそ効果を発揮してくれる代物。
古着やヴィンテージ物のケアにもオススメです。
服をかけたまま使える
衣類スチーマーのメリットとして、服をハンガーにかけたままアイロンがけが出来るところにあります。
ここに用意したるわ、ユニクロUのピーチスキンシャツ。
かなりのお気に入りでいまだによく着るのですが、ピーチスキン加工が施されている肉厚な生地なので、ただ洗濯したままだと深く頑固なシワが入りがちなのです。
今回はさらに、干すときによりグシャグシャッとさせたまま乾燥させたものを用意しました。
左半分のみスチームを当てていきます。
生地は少しピンとひっぱりながら、まんべんなくヒーティングプレートを押し当ててていく感じ。
回数としては、シワが入っている部分ごとにゆっくり2~3往復させるようなイメージですかね。
じゃん。
スチームを使っていない右側と比べると段違いな仕上がりではないでしょうか。
普段より余計にグシャッとさせているのもありますが、スチームを当てた側だけ生地のハリ感も復活していて、触り心地も全く別物です。
右側も同様に衣類スチーマーで仕上げました。
ポケット周りやボタン周りは少し丁寧に当てましたが、それでも全体的にササッと仕上げて所要時間は5分もかからない程度。
このペースで当てていくと、シャツ4~5枚は余裕でこなせます。
一度にまとめて仕上げが出来るのも大容量モデルの魅力ですね。
ちなみに、衣類スチーマーを使う際には高温の蒸気から手を保護できるアイロンミトンを使うと、細かいところまで手で押さえながらチャチャッとこなせるので使えるのでオススメです。
まとめ
圧倒的スチーム量を誇るアクセススチームフォースは、重量さえ気にならなければ、メインの衣類スチーマーとしてオススメできます。
逆に重量がどうしても気になるという方は、大容量型自体を諦めて、コンパクトタイプのスチーマーを探した方が良いと思います。
普段使い用と一気に仕上げる時用の2台持ちもアリですが、基本的に衣類スチーマー自体が日常の中でササッと使えるのがメリットだったりするので、まずはメインとしてしっかり使えるものをチョイスするのをオススメします。
特に、筆者も以前使っていたコンパクトなモデルだと、ちょこちょこと使うのが逆に手間に感じてめんどくさくなったりしたのでね。
アクセススチームフォースは、T-falの2023年生活家電売れ筋ランキングでもNo.1に輝いたようですし、まず間違いのない商品だと思います。
ではでは。