【トレンド】履きやすく美しいnonnativeのレザーパンツ『DWELLER 5P JEANS 01 COW LEATHER』【メンズ】
あの夏の暑い日が過ぎ去り、ようやく朝晩の肌寒さを感じる今日この頃。
重ね着やアウターが楽しめる秋の気候は、ファッションコーデが一番楽しめる季節でもあります。
で、秋と言えばここ数年ジワジワとトレンドを広げているのがレザーアイテム。
一昔前までは、レザーライダースもレザーパンツもピタッと体に張り付くほどのタイトフィットが主流でしたが、最近ではオーバーサイズブームの影響もあり、各ブランドともゆったりとしたサイズ感やワイドフィットな着こなしを提案するなど、レザーパンツのコーデの自由度も上がっています。
筆者も、先日紹介したbeautiful peopleのライダースをはじめ、レザー製のトップスはいくつか持っていますが、パンツ類はなかなか手が出せずにいました。
昨年のZARAセール購入品紹介の記事の中で少し触れましたが、ボリューミーなレザーカーゴパンツもなかなか他にはないパンツで魅力的でしたが、結局ウエスト最小サイズはリストックされずに断念…。
サイズ感に悩みながらしっくりくるレザーパンツ探しを継続していたところ、たまたま手にしたnonnativeのレザーパンツがあまりにも秀逸で、ヘビロテ必死の一着。
デニム同様、やはりnonnativeの細身パンツのシルエットが今の気分にピッタリマッチしてくれているようです。
今回はDWELLERシリーズのレザーパンツについてご紹介したいと思います。
nonnative DWELLER 5P JEANSシリーズ
先日のデニムパンツ記事でも紹介しましたが、nonnativeのDWELLER 5P JEANSシリーズはシルエットがとにかく美しく、それでいて履きやすさも兼ね備えているので、ワイドパンツから細身パンツへの移行期にあたる今の気分にも最適な一本。
記事内でも紹介している通り、DWELLER 5P JEANSシリーズは名前にJEANSが入っているものの、実際にはチノ生地・ウエポン素材などデニム以外の素材を採用したアイテムも多種リリースしていて、定番シルエットを継承したパンツの総称となっています。
シルエットの種類に関しても
- 最も細身の01
- 腰回りのゆとりを増やした02
- ルーズストレートな03
上記三つのシルエットを展開していますが、基本的には独自のシルエットを追求したテーパードパンツをベースにリリースしています。
最盛期とも言えるワイドパンツブームとは一線を画す、独自の美しいややタイトなシルエットが魅力。
今回紹介するDWELLER 5P JEANS COW LEATHERは、もっとも細身でタイト感のある01のシルエットをもとに展開しています。
DWELLER 5P JEANS 01 COW LEATHER
DWELLER 5P JEANS 01 COW LEATHERは、nonnative定番のパンツシルエットを採用したレザーパンツ。
この佇まい、オーラが凄まじい。
レザー特有の光沢はもちろんありつつ、ややマットに仕上がった質感が絶妙で、一般的なレザーパンツや特にフェイクレザーにありがちなテカリや「いかにも」なイヤらしさを一切感じません。
ECCO社プレミアムレザーを採用
生地のレザーにはECCO社のプレミアムレザーを採用。
ECCOといえば、レザースニーカーを手掛けるデンマークのシューズブランド。
履き心地の良さに定評があり、コアなファンも多いブランド。
そんなECCO社、実は自社でレザーの生産・供給も請け負っているのです。
ECCOのプレミアムレザーは自社ブランドへの供給のみならず、ラグジュアリーブランドやメゾンブランドにも採用されるなど、その品質の高さには世界的に定評があるブランドとなっています。
そんなECCOとnonnative、ハイキングブーツの別注コラボの縁もあってか、nonnativeの定番ブランドであるDWELLER 5P JEANSのレザーパンツに採用されているというワケ。
適度な光沢とシボ感のあるカウレザーにより、絶妙な表情が生まれています。
薄くしなやかなカウレザーは見た目の重厚感に反して軽やかで、しっとりとして柔らかく、吸い付くような触り心地がストレス感ゼロ。
レザーパンツの素材としてはこれ以上ないくらいの上質な素材感です。
たまらん。
長年履き込んだ後の経年変化も楽しみな一本。
DWELLER 5P JEANSシリーズのレザーパンツは定番アイテムとして継続してリリースされているのですが、ECCO社のプレミアムレザーを採用しているのは一部モデルのみで、通常のレザーパンツの素材はまた別のタンナーが担っているようです。
DWELLER 5P JEANS 01シリーズのディティール
DWELLER 5P JEANS 01 COW LEATHER by ECCOは、その名の通り01のシルエットやディティールをレザーパンツで再現しています。
「膝裏にダーツを入れる」というオリジナルな手法を編み出してまでこだわったヒザ下テーパードのシルエットは、パーツの切り替えによって再現。
nonnativeパンツのシルエットの美しさは、レザーパンツであってももぬかりなく健在です。
斜めに入ったコインポケットのディティールもDWELLER 5P JEANS 01シリーズ同様。
ピッチ(縫い幅)が細かく均等なステッチが実に見事で、パンツの上質さがひと目でわかるアクセントになってくれています。
ジップはDWELLER 5P JEANSシリーズでもお馴染みのUNIVERSAL(ユニバーサル)ジップを採用。
ユニバーサルジップとは、1940年~50年代のアメリカ製ファスナーを日本のYKKが復刻したファスナーで、古き良きアメリカのワーク感が漂うヴィンテージな仕上がり。
当時の質感はそのままに、天下のYKKが現代の技術で再現しているため、ファスナーの上げ下げは非常にスムーズです。
バックシルエット
パンツの肝は後ろからのシルエット。
筆者はパンツを選ぶ際、特にバックシルエットの美しさに注目することで良し悪しを判断しているのですが、nonnativeのパンツはこの辺りも特に綺麗。
後ろから見ると、DWELLER 5P JEANSシリーズのシルエットの美しさが非常に分かりやすいですね。
スラッと伸びたレッグ部分が足長効果抜群で、着用時のシワも立体的な表情を形成。
また、細身でありながら腰回りからヒップにかけてはややゆとりがあるのがポイント。
脱ぎ履きのしやすさに加え、バックポケットへのアクセスのしやすさという点でも重宝します。
本革レザー製のパンツやスキニーなどのタイトなパンツだと、ピッチリすぎてバックポケットはほぼ飾りみたいなものもあるのですが、nonnativeのパンツに関してはそういった実用性を損なうこともありません。
立体的な縫製で財布やスマホなどの出し入れもスムーズ。
ポケット内部にもしっかり裏地が貼ってあって、細部にまでぬかりありません。
裏地付きでスルッと履ける
パンツ内側にはヒザ下までの裏地付き。
脱ぎ履きのしやすさ補助効果はもちろん、生地側のダメージ軽減効果もありますね。
特にレザーパンツに関しては気軽に洗えるものでもないので、手入れのしやすさや汚れ防止は重要な要素のひとつ。
裏地があって困ることはない。
サイズ感
レザーパンツのサイズ感は中々悩ましいところ。
もとからオーバーサイズで作られているモノならともかく、基本はピッタリめのタイトサイズを選ぶことになると思うのですが、ブランドによってサイズ感や着用感はマチマチです。
nonnativeのレザーパンツでは、数値上のサイズ表記では通常のDWELLER 5P JEANSシリーズよりもウエストサイズやヒップ周りにゆとりを持って設計されているようです。
実際にいつも履いているサイズで履いてみると、表記上の数字ほど過剰なサイズ余りは感じられず、いつも履いているパンツとほぼ同じ着用感で履くことが出来ました。
nonnativeのDWELLER 5P JEANSシリーズを履いたことがある人であれば、いつもと同じサイズを購入すればジャストなサイズ感で着用できると思います。
まとめ
一本は持っておきたいレザーパンツ。
最近ではGU×beautiful peopleのコートのような、見た目にはなかなか秀逸なフェイクレザー製品も出てきてはいますが、やはり実際の触り心地や質感、なにより丈夫で経年変化まで楽しめるリアルレザーならではの魅力がありますね。
そこへnonnativeの定番である美シルエットが組み合わされれば、他に文句の付けようもありません。
昨今の細身パンツ回帰の動きと、レザー製品ブームという時流にも乗った非常にトレンドライクな一本に仕上がっていると思います。
是非一度手に取ってみてくださいね。
ではでは。