まさかのメンズ無し!そろそろユニクロ×マルニ 2022AWについて話そうか…
2022SSシーズンからスタートしたユニクロ×マルニのコラボ。
花柄をモチーフにしたオリジナル柄のプリントや、これまでのユニクロにはない絶妙な柄・配色が話題を呼んだ前作。
世間からの評判も上々で、合わせが難しいビビッドカラーにも挑戦する人が増えた印象でした。
筆者も、この夏はブルーの花柄セットアップで存分に楽しませてもらいました。
裾丈をぶった切った花柄ワイドパンツがお気に入り。
で、以前の記事で「一回のコラボで終わるとは思えない」と書いていて、その予想通り2022AWでユニクロ×マルニ第二弾が登場!
やっぱりね!ってなもんで、発売日は2022年12月9日と発表もされたわけですが、一つだけ想定外がありました。
メンズが無いじゃん!!
これは想像もしていなかった事態。
もはやコラボとかどうでもよくなるほどの喪失感です。
春夏のメンズアイテムの売れ行きが良くなかったということなのだろうか…
あるいは、昨年のユニクロ+Jラストコレクションにて、あまりにもアイテム数を作りすぎたため早々にセール価格に下げて投げ売りされたという過去があるので、これに懲りて商品点数をギュッと絞りに来たのか…
非常に残念ではありますが、アイテム自体は昨今のトレンド的アイテムも取り入れた面白い構成にはなっているので、気になるアイテムをいくつかチェックしてみたいと思います。(自分で着れるものは無いんだけど…)
お祭りに参加できる女性の方々の参考になれば幸いです。
シルク100%のスカーフ
今回のユニクロ×マルニ 2022AWで唯一購入する予定なのがシルクフロシキスカーフ。
マルニを象徴するような柄物スカーフ。
今回のコレクションでは唯一にして、だからこそ絶対に買い逃したくないアイテムです。
シルク100%・MARNIデザインのスカーフでありながら、1枚1,990円という破壊的な価格。
⇒Amazonで探した同サイズ・同価格帯の良さげなシルクスカーフ
柄2種類・カラー3色の計6パターン
柄が2種類、カラーが各3色の計6パターンの販売となっています。
筆者としては、それぞれの柄のブルーを購入予定。
さらに、全種が1セットになったコンプリートセットも用意されています。
マルニデザインの専用ボックス付き。
全柄購入の予定は無かったのですが、限定セット販売で専用ボックス付きとなるとちょっと心惹かれます。
しかもバラ買いで6種購入するのと価格が一緒。
筆者同様シルクスカーフ狙いの方は男女あわせてかなり多そうなので、特にコンプリートボックスに関しては争奪戦になる予感がしますね。
シルクにも品質の等級があって、低価格のユニクロさんでは当然グレード低めのシルクを使うと思われている方も多いと思うのですが、実はシルク素材にもこだわりのあるユニクロさん。
公式サイトでも、自社製品のシルクにまつわるこだわりを発信していたりします。
シルクシャツに使われているシルクは5Aグレードの生糸を使用しているとのこと(スカーフの等級は不明ですが)。
メンズでもシルクシャツを出してほしいのですが…
ボーダーワンピースが可愛い
ここからは自分では着ないシリーズ。
ルックが発表された際、真っ先に目を惹いたのがボーダーのワンピース。
ピッチ幅とカラー配色の異なるボーダーを組み合わせて配置。
上半身には太めのラインを高めに配置、ウエスト周りはキュッと絞り、ヒップラインから裾に向かって淡いコントラストという、着る人のスタイルに沿うような立体的な視覚効果をもたらしています。
今回のコレクションは女性のボディラインを強調するようなアイテムが中心ですね。
素材はメリノブレンド。
発表からしばらくしてから気づいたのですが、AW商品なのにこちらノースリーブなのですよね。
今回のコレクションでは、セカンドスキンやバラクラバがラインナップに入っていることにも象徴されるように、いくつかのアイテムを組み合わせてコーデすることを前提にデザインを展開しているようですね。
公式のルックでは、ボーダーワンピにカシミヤのボーダータートルネックを合わせてコーデしているようですね。
ワンピースの柄と同柄なので、合わせに対して全く違和感を感じることなく自然なつながり。
ワンピースのバスト部分の柄が切り替わっているため、ロング袖のワンピースにビスチェをレイヤードしたようなスタイルに見えるのが非常に面白いですね。
トレンドも踏まえたうえで計算しつくされたデザイン。
カラーはダークブラウン(オレンジ)のインパクトが強く、第一印象で女優の小芝風花さんとかめっちゃ似合いそう~と思いました。
イエベカラーの柄物が似合うイメージ。
黒とオレンジのミックスカラーが似合うイメージ。
そして手の甲まで隠れる袖長めのニットを着ているイメージ。(それは関係ないか)
MARNI柄の世界観にドンピシャだと思うのですよ。
ワイドフィットなコーデュロイパンツ
今季も春夏に続いてユニクロ×マルニのワイドパンツがラインアップ。
この辺りはそれほどビビッド感も無いので、メンズでも狙っている人はそれなりにいそうではあります。
バギージーンズ
まずコットン100%のバギージーンズ。
デニム素材のバギーパンツに関しては、他ユニクロ特コレのレディースでは結構な確率で登場している気がするので、そこまで目新しさは感じません。
が、試しにインラインから出ているバギーデニムのサイズチャートと見比べると裾幅が5㎝ほど広いので、かなり太めなバギーであることは確か。
股上も長めで、ボリューム感溢れる一枚。
コーデュロイワイドフィットタックパンツ
一方、筆者がより注目しているのがコーデュロイ素材のパンツ。
細畝のコットンコーデュロイの表情がお上品。
ウレタン1%混紡でストレッチ性も確保されているので、万人に受けそうなパンツに仕上がっていますね。(メンズでも出してよ…ホントに)
カラーは赤、青、緑の三色展開で、特にグリーンは人気を集めそうな予感。
丈標準と丈長めの2シルエットが用意されているので、メンズで狙っていく人も多そうな予感です。(筆者としてはハイウエストチックなシルエットが苦手なので購入は見送ります)
しかし見れば見るほどメンズが無いのが悔やまれる…
ガシッとしたコーデュロイ素材のパンツとか、色・柄の主張の強いマルチボーダーのセーターとか、結構期待していたメンズも多かったと思うのですけどね。
うーむ、仕方なし。
トレンドを取り入れたバラクラバとセカンドスキン
個人的には一時的なトレンドだろうと懐疑的に見てはいますが、そうはいってもトレンド感と小ネタ感のあるアイテムがユニクロから登場ということで、バラクラバとセカンドスキン(ヒートテック)の2つのアイテムにも少し触れておきたいと思います。
バラクラバは難易度高すぎ
まずバラクラバ。
バラクラバ=目出し帽ということで、頭からすっぽりかぶりフェイス全面が出るタイプ。
正直いくらトレンドとはいえ「誰が買うの?」感全開ではありますが、ベビーフェイスならば意外と儚げな印象を演出できたりするので面白そうではあります。
配色も割とポップ。
ユニクロから出るとなると気軽に手に取りやすいため、購入ハードル自体は下がりますが、じゃあバラクラバを被った女性が街中に増えるか?というとそれは難しいのでは…というのが正直なところ。
ここに関しては本当にみんな買うのか未知数すぎる。
難易度どうこうというよりも、それはファッションになり得るのか?という雰囲気が漂う。
韓国で流行っているらしいので、韓国ファッションに精通している人なんかは狙っているのかな。
防寒性は高いでしょう。(それはそう)
セカンドスキンは機能性を備えたコーデのアクセント
おそらく今季の目玉的アイテム、ヒートテック素材のセカンドスキン。
タイトなサイズ感のお洒落ヒートテックといった様相。
個性強めなバラクラバから一転、セカンドスキンに関してはヒートテックという冬の定番機能性素材とトレンドをうまくミックスした良質アイテムの予感がしますね。
印象強めな柄物も「インナー」と割り切ってしまえば、重くなりがちな冬コーデに振り幅を与えてくれるというもの。
タートルネックなのも、防寒的に首回りを隠しつつアクセントを加える技ありな仕様です。
シンプルにカラーの切り替えだけ入ったラインナップも展開。
セカンドスキンに関してはユニクロ×マルニの今季イチオシアイテムって感じがしますし、実際かなりの数が売れそう。
個人的なイメージでは、水曜日のカンパネラの二代目ボーカル詩羽さんがブルーのボーダーを着用していそうという。
THE FIRST TAKEでもはや着てる?くらいの。
紫がかったブルーが似合いますね。
まとめ
レディースのみの展開となったユニクロ×マルニ 2022AW。
今季のユニクロ×マルニのコンセプトとして、女性らしさを押し出すようなヌーディーな印象が強いので、展開するアイテムを見た今となってはメンズが無いのは仕方ないなと思っています。
初お披露目となったSSシーズンでかなり期待値の高まったコラボだっただけに、続くAWで実質縮小されたコレクション展開となると、来年以降の継続は無さそうかな?
とはいえレディースに振り切った分、ラインアップはかなり強烈。
クセ強め・個性強めでポップなアイテム達を是非楽しんでくださいね。
筆者はシルクスカーフだけ購入したら、上がってくるコーデで目だけ楽しませてもらいます。
発売日は12月9日(金)。
ではでは。