【大人のジャージ】ユニクロ×JWアンダーソン 2022AW実物レビュー。トラックジャケット&トラックパンツ
10月14日金曜日、ユニクロ×JWアンダーソン 2022AW 秋冬アイテムが発売になりました。
昨年の秋冬はホリデーシーズンまで追いやられたJWアンダーソンとのコラボコレクションでしたが、今年は久しぶりに秋冬シーズンど真ん中に戻ってきたということもあって、個人的にも期待度高めでした。
プレビュー記事でも書いていましたが、事前のリーク画像の段階で購入を決めていたのが今回紹介するトラックジャケットとトラックパンツのセットアップです。
発売開始と同時にオンラインで購入し、その他のアイテムを見るついでに実物も一足早く見に行きましたが買って後悔の無いアイテムでした。
ユニクロ×JWアンダーソンはプレビューの目論見通りトラックジャケットとトラックパンツのセットアップのみオンラインで購入。
— あすき@モノズキ.com (@monozuki_online) October 15, 2022
着丈やや長めでタイト目に着たかったのでジャストサイズで。
店頭でも見たけど、パッと見ではスウェット感がありつつ程よい感じのジャージ感。https://t.co/o3o9lWE53u
秋めいてきて「ジャージらしいジャージってユニクロに無かったような?」と思っていたところ、ちょうどいい雰囲気を醸し出しながら入ってきた今回のコラボアイテム。
というワケで、実物レビューしたいと思います。
トラックジャケット
プレビューのほうにも書いたとおり、事前にイメージしていた通りのトラックジャケットでした。
トラックジャケット=ジャージというスポーティーさはありつつ、やりすぎてない感がちょうどいい。
サラッとドライな質感
ボディの素材は綿68%;ポリエステル32%の綿ポリブレンド素材で、コットンベースのサラッとした質感。
ドライ系のスウェットで見られるような、表面が少しスベスベするようなモッチリ感のある生地です。
裏地も同じ生地の一枚仕立てで、肌触りに関しても文句なし。
表面の微光沢も感じられて、上品な印象。
リブも綿ポリ素材で締め付けの少ないタイプ。
ボディ自体は肉厚感のある生地ですが、ドライ系ということで、本格的な寒さ対策としての温もりは控えめですね。
今回チョイスしたグレーは、杢グレー調のムラっけのある表情で、カッチリしすぎないところがグッド。
昨今トレンドワードのトラックジャケットですが、人気の高いNeedles(ニードルズ)の『光沢感のあるポリ生地×サイドテープ』的なストリート系のトラックジャケットとは少しニュアンスが異なります。
イメージとしては『海外セレブがオフの日に、休日コーデとしてスナップされてるヤツ』的な、ラフだけどモードなトラックスーツのイメージで着たい。
なのでサイズはジャストサイズで選びました。
造りとしては、オーバーサイズまではいかない程度の、ややリラックス寄りのサイズ感ですね。
遊び心のある切り替えカラー
派手なデザインが注目されがちなJWアンダーソンでも、今季は比較的落ち着いた色合いとデザインが中心。
とはいえデザインを利かせるところはしっかり利かせていて、面白みというか、「JWアンダーソンコラボならでは」のようなニュアンスを感じられます。
トラックジャケットは前後でカラーが切り替えられています。
本家JWアンダーソンのシャツなどでもよく見られる切り替えデザイン。
グレーの濃淡が立体感をプラス、アクセントとしてもイイ感じ。
Yooxで見ていたZegna(ゼニア)のスウェットに切り返しの色味が似てるかなーと脳裏によぎったのも初見で惹かれたキッカケとしてあったりします。
⇒ZEGNA(ゼニア) メンズ スウェットシャツ グレー M コットン 95% / カシミヤ 5%
ジップの上げ下げで印象が変わる
ジップはYKK製。
引き紐も同色。
ダブルジップではないのが唯一悔やまれる…
衿が高い分、ジップの上げ下げでも印象が変わります。
意外にも襟周りがしっかりと立つ。
ZARA オリジンズのスウェットのようにオープンカラーっぽく着るよりは、襟は立てたままの方が自然です。
JWAのワンポイントが嬉しい
今季のコレクションは全体を通してJWAロゴ推しのようで。
胸元にワンポイントでJWAのロゴが刺繍されています。
結構大きめに入っていて、主張強めのアクセントとして。
本家だったらイカリマークになるのでしょうが、昨年からユニクロ×JWアンダーソンコラボロゴが変更されたこともあって、ここにきて改めて差別化・周知させにきたのかな?と思ったり。
トラックパンツ
トラックジャケットとのセットアップとして、トラックパンツも購入。
トラックジャケットと同じく、なかなか他には無い逸品に仕上がっています。
サイドのラインは内腿に
通常、トラックパンツのデザインでサイドラインと言えば、外側にサイドテープなどで入っているのが普通ですがこちらは内腿側に入っているのが面白い。
商品写真が出るまでは、てっきりトラックジャケットと同じように背面から大きくラインが入っているのかと思っていたのですが、完全にサイドのラインとしてでしたね。
テーパードシルエットのように足がスラッとして見える効果も。
プレビューでも書いたクリエイターズファイルのアルセーヌ・ダルタニアンが頭に…(もういい)
裾のジップでシルエットの変化を楽しめる
裾ジップの採用でフレアっぽいシルエットも楽しめる。
ユニクロで販売していることを考えると、なかなか珍しいギミック。
メゾンキツネとPUMAのコラボスウェットでも似たようなギミックがありましたが、ツーウェイってなんだかんだどっちかしかでしか着なかったりするのですよねーとも思ったりしつつ。
開けて履いているときに裾がパタつくのも鬱陶しい時があったり…
ただパーツの主張自体もそれほど強くないので、機能性としてもデザインとして見ても悪くない仕様。
なんだかんだこういうギミックひとつで心惹かれるのも事実。
ヒップのデザイン
ヒップにワンポイントでJWAロゴ。
トラックジャケットの胸元ワンポイントと比べるとやや小ぶりで控えめなサイズ。
ヒップポケットはスナップボタン付き。
トラックジャケットのポケットにもジップが付いていたりと、あくまでもアクティブウェアとしてのディティールが採用されているのが垣間見えます。
まとめ
やっぱりJWアンダーソンコラボは好きです。
事前に購入を決めていたトラックジャケット&トラックパンツのセットアップも、実物を見てなお大満足。
今季は例年に比べると大人しめながらも、しっかりと洗練されたデザインにまとめてきた印象です。
よく耳にする「ユニバレ」なども気にすることなく、手に取った方も多いのではないでしょうかね。
他アイテムで実物を見た印象では、同じく事前に目をつけていたレディースの切り替えカラーのエクストラファインメリノタートルネックセーターもひと際目を惹きました。
上からベストを羽織ったようなカラーデザインで、余程買おうかとも思っていたのですが、ニット製品のレディースアイテムとなるとサイズ感が難しそうと思っていたところ、いつの間にかオンライン限定サイズは売り切れていました。
あれ可愛かった…
コラボ開始から5周年を迎え、なんとなくそろそろ契約終了の匂いもしてくるユニクロ×JWアンダーソンコラボですが、個人的には長く続いていってほしい気持ちが強いコレクション。
また春にも期待しています。
で、そろそろMARNIコラボの秋冬コラボ発表ですかね?(出る前提)
春夏アイテムの雰囲気的に秋冬も出すと踏んでいるので、期待しながら待ちましょう。
ではでは。