【圧倒的違い】旧型からFire HD 10 Plusに変えたら色々捗りすぎた。いますぐ買うべき理由も解説
Fire HD 7から始まった筆者のAmazonデバイス歴。
タブレットに関しては、Fire HD 7・Fire HD 8・Fire HD 10と渡り歩き、上位機種の快適さから、その都度「前の機種にはもう戻れない!」と思うのが恒例となっていますが、今回も例に漏れず以前の機種には戻れそうにありません。
歴代Amazonタブレットの中でも最上位機種にあたるFire HD 10 Plusは、価格と機能のバランスに優れた良質なタブレット端末に仕上がっています。(※2023年6月にFire max 11が登場したことで、最上位スペックではなくなりました)
2021年5月に従来型Fire HD 10の最新機種として発売となり、プロセッサ・RAM容量ともに大幅にパワーアップ。
裏技的にGoogle Playを導入できる最後の機種の可能性(後述)もあり、新規での購入はもちろん、買い替えにもオススメしたい一台です。
当サイトでは、Fire HD 10とFire HD 10 Plusの処理速度の違いや使用感についてまとめました。
これから年末に向けて、ブラックフライデーやサイバーマンデーとAmazonのビッグセールが続き、1年の中でも一番お得にAmazonタブレットを購入できるチャンスがあるので、買うべきか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
※2023年の2月より、Fireタブレット全般で値上げが実施されました。当記事で買うか迷っている人に「今すぐ買うべき」と言ってきた理由のひとつがこれです。物価高の時代だと「迷うなら即買い」が基本。
Amazonのセールで割引き、Fire HD 10 Plusの値上げ後最安値は18,900円です。Amazon独自の月払プランなら5ヶ月分割払いで月々3,796円、分割手数料が無料で購入できます。
また、Paidy(ペイディ)払いなら、キャンペーンエントリーで最大5%還元・最大6回あと払い手数料無料で購入できます。
※2023年6月、Fireタブレットの最上位モデルでありフラッグシップモデルとなるFire Max 11が発売されたので、実際に実物を触ってみたレビュー書きました。専用のキーボード付きカバーとUSI2.0規格のスタイラスペンに対応した初めてのモデル。これまでのFireシリーズとは一線を画す、クリエイティブが捗るデバイスです。既存モデルとの価格差は大きいですが、Fire HD 10 Plusからの乗り換えもオススメできるスペック・使用感になっています。
Fire HD 10 Plus 基本スペック早見表
製品名 | Fire HD 10 Plus(第11世代) |
---|---|
画面サイズ | 10.1インチ |
ディスプレイ性能 | 1080pフルHDディスプレイ(1920×1200), 解像度224ppi, 強化アルミノシリケートガラス採用 |
バッテリー駆動時間 | 最大12時間 |
ROM容量 | 32/64GB |
RAM容量 | 4GB |
CPU性能 | 2.0GHz 8コア(オクタコア) |
特徴 | ワイヤレス充電対応(ワイヤレス充電スタンド別売り), SDカード対応(1TBまで), Alexa搭載, 1年間の保証付き |
Fire HD 10とFire HD 10 Plusの違いとしては、RAM容量の大きさとワイヤレス充電の可否にあります。
Fire HD 10 PlusではRAM容量が4GBに強化され、ワイヤレス充電にも対応した機種に進化!
特に、8コア(オクタコア)プロセッサとRAM4GBの処理性能が素晴らしく、旧世代を利用していた筆者としては異次元のスピード感です。
アプリの立ち上げでもたついていた時間が3分の1ほどに短縮、処理に負荷がかかって落ちる or フリーズしていたようなアプリでもサクサク快適に操作できるようになりました。
スペックで見たら当たり前なのだけれど、実際に体験するとこうも違うかという衝撃。
黎明期・スペック飽和前のAndroidスマホを彷彿とさせますね。
Fire HD 10とFire HD 10 Plusの違いとして重量もありますが、465gと468gというわずか3gの差しか無いので、重さで検討するほどの違いはありません。
専用キーボード付きカバーとマイクロソフトオフィス1年分付きのエッセンシャルキットで購入すれば、簡易Chromebookのように使えるほどの十分なスペックを持っています。
Fire HD 10 Plusなら、マイクラもサクサク動く
大人気ゲームのマインクラフトがFireタブレットでも遊べるのは皆さんご存知?
Amazonアプリ公式ストアから860円でダウンロードできます。(当初は、Android向けのGooglePlayストアで買うよりもやや割高でしたが、その後の値上げによりAmazonアプリストアの方が安くなるという逆転現象が起きています)
試しに旧型Fire HD 10(第9世代)とFire HD 10 Plusでマイクラの起動時間を比較してみました。
第9世代のFire HD 10はRAM2GBなので、現行機種のFire HD 10よりもさらに処理性能は劣りますが参考までに。
比較条件として、事前にアプリをすべて終了させた時点からの計測。
旧型Fire HD 10のマイクラ起動時間
まずFire HD 10の初期画面起動までの時間。
アプリのアイコンをタップしてから初期画面の読み込みまでにかかった時間は1分1秒。
比較無しの体感としても、かなり時間がかかっているのを実感するほどの遅さなのです。
調子が悪いとさらに起動に時間がかかることもあるし、バックグラウンドのアプリなどで変に負荷がかかるとアプリ自体が落ちてしまうこともあります。
起動してしまえば普通に遊べるけど、ワールドの描画などにも時間がかかったりカクついたりすることもあるので、ゲームをまったく不便なく快適に遊べるとは言い難いレベル。
多少の不便さを気にせず、とりあえずプレイさえできれば良いという場合はそれでもいいのですが、やはりパワー不足は否めません。(最新のFire HD 10ならRAM3GBなので、さすがに多少は改善されてはいると思います。)
Fire HD 10 Plusのマイクラ起動時間
対して、Fire HD 10 Plusはというと
11秒。
圧倒的勝利!
時間にして約6分の1という速さで起動できました。
分かってはいたのですが、改めて計測してみると旧型との速度の差に驚きますね。
もちろんこれは初期画面までの起動時間で、その後のワールドデータの読み込みから描画処理まで、RAM4GBの恩恵を十分に感じることが出来ます。
Amazonタブレットでゲームをプレイすることを想定しているなら、Fire HD 10 Plus一択と言っても良いでしょう。
スマホの処理速度向上やSSD搭載が標準のパソコンの登場などによってすっかり忘れていた読み込み速度の違いを久しぶりに体験しましたね。
SDカードで増設できるROM容量とは異なり、RAM容量は基本的には後から増設できないので、ご新規さん・乗り換えの方ともに、無印のFire HD 10の購入を検討しているなら3000円プラスしてでもFire HD 10 Plusを購入した方が絶対に良いと断言できます。
旧型で、しかも化石のような古い端末からの乗り換えだった筆者の場合は、スピード感もサクサク感も完全に別次元でございました。
Fire HD 10 Plusは子供用の入門タブレットとしてもオススメ
Fire HD 10 Plusは、Youtubeからゲームまでスムーズにこなせるのに価格も安価なので、子供用タブレットとしても非常にオススメ。
Fireタブレットは「爆撃にも耐えた」という逸話が残る任天堂ゲームボーイに通ずる剛健さも感じさせるつくりで、物を壊しがち・雑に扱いがちな子供の利用でも安心して触らせることができますよ。
もしも故障が怖いのであれば、念のため長期保証に入るのもアリでしょう。
Pixel6aの記事で紹介したモバイル保険に加入しているなら、サブ端末として登録するのもオススメ。
価格差に関して、仮に割引クーポン適用などのタイミングなら、Plusモデルと無印モデルの差額はさらに縮まるのでお得なのです。
例)
- Fire HD 10 32GB 15,980円の20%引き→12,784円
- Fire HD 10 Plus 32GB 18,980円の20%引き→15,184円
割引適用前の差額:18,980-15,980=3,000円
割引適用後の差額:15,184-12,784=2,400円
※同じ割引率の場合
Fire HD 8 Plusとはサイズ感と画質の差
同じ「Plusモデル」として展開されているFire HD 8 Plus。
2022年に最新型が発売になりましたが、Fire HD 10 Plusと比較するとやはりサイズの差が顕著です。
製品名 | Fire HD 8 Plus(第12世代) |
---|---|
画面サイズ | 8インチ |
ディスプレイ性能 | 1280×800 解像度189ppi, 強化アルミノシリケートガラス採用 |
バッテリー駆動時間 | 最大13時間 |
ROM容量 | 32/64GB |
RAM容量 | 3GB |
CPU性能 | 2.0GHz 6コア(ヘキサコア) |
特徴 | ワイヤレス充電対応(ワイヤレス充電スタンド別売り), SDカード対応(1TBまで), Alexa搭載, 1年間の保証付き |
頻繁に持ち運びするような方は、少しでもサイズが小さく軽量なFire HD 8 Plusを比較検討していると思うのですが、筆者としてはあくまでもFire HD 10 Plus推しです。
一番のネックとしては画質の悪さ。
Fire HD 8シリーズは、もう高解像度化は優先事項から外れている機種なので、いちどFire HD 10の画質に慣れてしまうとFire HD 8の画質ではほぼ満足できなくなります。
画面サイズが小さいのに画質が悪いので結構目が疲れます。(漫画とか読むと文字が潰れていたりして、特に疲れる)
Fireタブレット全般の値上げで相対的なコスパは良くなった
一方で、2023年の2月にFireタブレット全般で値上げが実施されました。
Fire HD 8 Plusで2000円、Fire HD 10 Plusで4000円の値上がり。
- 8シリーズと10シリーズの価格差が開いたこと
- Fire HD 10がセールを実施しなくなっていること
- Fire HD 8 Plusのセール価格は、値上げ前最安値とわずか1000円差
上記のような理由から、Fire HD 8 PlusはFire HD 10 Plusよりも相対的にコスパが良くなったということも出来ます。
持ち運びしやすい画面サイズのFireタブレットが欲しいという人であれば、Fire HD 8 Plusを検討してみても良いでしょう。
最新機種ではGooglePlayがダウンロードできない
また、最新機種における目下最大の悩みが「GooglePlayをダウンロードできない問題」でしょう。
Fireタブレットでは通常、Amazonの専用アプリストアからしかアプリがダウンロードできないという制約がありますが、実は簡単な手順を踏まえるだけでGooglePlayがインストール可能なのはかなり有名な話。
ところが2022年に発売になったFireタブレット最新機種(第12世代)では、従来の方法ではGooglePlayが正常に動作しなくなってしまったのです。
これはAmazon側というよりもGoogle側の認証強化によって弾かれているようなのですが、このままFireタブレットでGooglePlayが動作しなくなっていくのはかなりの痛手。
Fire HD 10 Plus(第11世代)は、ひょっとするとGooglePlay が正常に動作する最後の機種になる可能性もあるのです。
このことも現行Fire HD 10 Plusを推している理由のひとつです。
Fire HD 10 Plusも来年以降に新型が出たら、上記同様GooglePlayがダウンロードできなくなる可能性が高く、さらにタブレット端末の値上げもしっかり実施されている現状を踏まえると、現行Fire HD 10 Plusは迷いなく即買いがオススメです。
まとめ
毎年のように新型が投入されるFireタブレットですが、総合的に考えてFire HD 10 Plusに関しては今が買い時です。
2021年の発売から1年が経ち、セール時の価格もこなれてきた頃合い。
発売から約2年周期で新型が発売されていることを考えると、2023年には最新機種(第13世代)が発売になる可能性も高いのですが、先に書いたようにGooglePlayがダウンロードできない問題を抱えているので第11世代の現行機種の購入がオススメです。
特に、ブラックフライデーセール・サイバーマンデーセールやプライムデーセールなどの大型セールや、月に1度ペースで開催されるタイムセール祭りなどのタイミングが最大の狙い目でしょう。
さらに、事前にポイントアップキャンペーンにエントリーすれば、獲得ポイントが最大10%にアップされるのでさらにお得。
コスパ抜群のFireタブレットがもっとお得に購入できるチャンスをお見逃しなく。
ではでは。