Golden Gooseの廉価版スニーカー?2STAR(ツースター)の汚し加工スニーカー
アイコニックな星マークが印象的なGolden Goose(ゴールデングース)のスニーカー。
「スーパースター」という某adidasのスニーカーと同じ名称でも、こちらは5万~7万くらいする高級スニーカーです。
その分、足馴染みや履き心地も良いとはよく聞くのですが、さすがにそう軽々と手が出せないという人も多いはず。
そんな中、見た目にはどう見ても類似点が多く見られるのに価格がだいぶお安いスニーカーが存在しているのはご存じでしょうか?
それが今回ご紹介する『2STAR』というブランド。
ゴールデングースと同じイタリア発のファクトリーブランドで、価格はゴールデングースの約半分ほど。
ラグジュアリースニーカーブランドの第一人者ゴールデングースの雰囲気をより手軽に味わえる秘密を探っていきたいと思います。
2Starとは?
2Starとは、1950年にイタリアで創業したシューズファクトリーMofra Shoes S.R.Lが展開するスニーカーブランド。
職人の手による老舗シューズファクトリー謹製ということで、品質に関しても安心感。
実はこのMofra社、口コミなどの情報によると、どうやらゴールデングースのシューズを手掛けている工場と同一の工場にあたるのだとか。
【NEWARRIVAL】
— ROYALFLASH official (@royalflash80) March 3, 2017
『2STAR』
ゴールデングースのスニーカーを手掛けるイタリアのファクトリーブランド[2STAR]がいよいよロイヤルフラッシュに入荷!
グリッタータイプのメンズはロイヤルフラッシュ別注✨ pic.twitter.com/HXir3SObXM
ブランド側で特に公表しているような文面が見つからなかったので真偽のほどが定かではないのですが、そう考えてみると共通点が多々あることにも納得がいきます。
正に廉価版ともいえるファクトリーブランドならではの強み。
2Starの代表作 ハイカットスニーカー
今回紹介するのは、2Starの代表作であるハイカットスニーカー。
まず珍しいのが、ブランド専用のクリアボックスに入っていること。
これだけで相当な特別感・ラグジュアリー感が出ますね。
何足か買って並べたくなる欲に駆られます。
丸みを感じるシルエット
アッパーには上質感のあるレザー素材。
レザーの本場イタリアらしさを感じます。
ボリューミーで、ぽってりとした丸みのあるシルエットが可愛らしい。
ちなみにゴールデングースのスーパースターは1つ星ですが、2Starはその名の通り2つ星。
ステッチのピッチ(幅)も非常に細かく繊細。
ハンドメイドのなせる業。
脱ぎ履きしやすい
シューレースは、トップで蝶結びをしないでサイドで玉結び留め。
ベロがしっかり見えるし履きやすくもあるので、この仕様は非常に気に入っています。
サイドジップで脱ぎ履きもしやすい。
筆者の場合、ハイカットスニーカーが欲しくなって買ったとしても、脱ぎ履きが面倒くさくて結局履かなくなったりするので、エラスティックシューレースに変更かサイドジップ付きは最早必須。
ヴィンテージ感のある汚し加工
2Starの特徴でもある汚し加工。
随所にみられる汚し加工は、本家(?)のゴールデングースにもみられる手法。
どうやらランダムなようで、これもひとつひとつ手作業なのかと思うと驚き。
以前紹介したDIADORAのヘリテージラインにも同様の汚し加工が見られましたが、歴史ある風景に囲まれ、アンティークやヴィンテージを愛でるイタリアならではの美学なのでしょうかね?粋です。
履き心地
履き心地こそ2Starの真骨頂ともいうべきポイント。
レザー製のインソールを標準装備し、通気性も良いのですが、何よりもそのクッション性に驚きます。
コンバースをはじめとした最近のローテクスニーカーもだいぶ進化し、特に厚めのインソールを採用してクッション性を確保していますが、2Starのインソールも負けじと分厚い!
重厚でフカフカ。
ローテクならではの地面からの直の衝撃もほとんど気にならないほどです。
なにより表地のレザー素材にもこだわっていることが素晴らしい。
NewBalanceのインソールRCP280やRCP130を愛用している筆者にとって、インソールの表地の素材はクッション性と同じくらい重要な要素。
まとめ
2Starは、見た目のこだわりも履き心地も素晴らしいスニーカーです。
イタリアンメイドの息吹を感じる。
ゴールデングースの廉価版と記しましたが、それ抜きにしても十分いいスニーカーだなと思いますね。
特にハイカットに関しては、オールホワイトかそれに準じた色も一足買っておきたいとも思わされます。
ところで汚し加工のあるスニーカーって洗うタイミングはいつなのでしょう…?
そもそもアッパーを洗うものではないのかな…
クリーニングに出したらどうなるんだろう…(minikuraのクリーニングパックとか)
DIADORAに関しては以前履き込んだ後に丸洗いもしましたが、傍目には元からの加工なのかマジモンの汚れなのか見分けつかないですよね?
というか、そもそもヴィンテージ加工・ダメージ加工のアイテムをクリーニングに出してはいけないですけどね。
ではでは。